本学の取組が、文部科学省『デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン』に採択されました!
2021年3月17日
令和3年3月11日(木)、本学の申請した取組『技能教育高度化のための共創的技能学習プラットフォームの構築』が、文部科学省「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」の取組②「学びの質の向上」に採択されました。取組②には78件の申請があり、採択されたのは10件で、本学は取組②では公立大学唯一の実施機関として選定されました。
本取組の目的は、技能教育高度化のための共創的技能学習プラットフォームの構築を図ることで、技能教育のDX推進を行い、感染予防を図りながら、技能教育の高度化を図ることにあります。ここでの技能教育とは、技能実習(ものづくり系の実験・実習など)を経てエンジニアリング、プロダクトデザイン、および産業技術分野などで活躍する人材を育成する教育を指します。
技能教育は、身体動作により機器や道具を操作するという、対面実習を最も必要とする教育の一つであり、効率的な遠隔教育方法の開拓が望まれています。さらに、産業技術の進化のためには、これまでにない技能の創出が図れる学習環境の提供も不可欠と考えます。
本取組は、これらの問題を解決するために、授業コンテンツの効果的なデジタル化の手法と教示法を確立し、さらに学習者と指導者の経験価値を共有化し、さらに他機関と相互参照が行えるプラットフォームを導入します。