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入試Q&A

大学全般について

専門職大学院という制度はどういうものですか?

高度専門職、高度実務家を育成する大学院として平成15年3月に専門職大学院制度ができました。専門職大学院には、次の分野などがあります。

  • 法科大学院のように国家資格等の職業資格と関連した分野
  • 公衆衛生・医療経営など特定の高度な職業能力を有する人材の養成が必要とされる分野
  • 経営管理、技術経営など国際的に共通の水準の人材養成が必要とされる分野
専門職大学院と従来の大学院はどこが違うのですか?
従来の大学院は、主として研究者の養成を目的とし、研究指導をすることになっています。これに対して、専門職大学院は、高度専門職業人の育成を目的とした専門教育を行います。このため、専門職大学院では、研究者教員のほか、専門分野の実務経験と実務能力を有する実務家教員による実践教育が行われます。また、専門職大学院は、従来の修士の学位に代わる専門職学位に関する課程のみのため、通常は学部や博士課程を設置していません。
東京都立産業技術大学院大学には通信制はありますか?
本学には通信制はありません。
東京都立産業技術大学院大学には学生寮はありますか?
本学には学生寮はありません。
修了要件に、修士論文の作成はありますか?
修士論文の作成は要件ではありません。2年次に約1年間かけてのPBL(Project Based Learning)で課題演習を行います。
2年で単位を取得できなかった場合、何年まで在籍できますか?その際の学費はどのようになりますか?
原則4年まで在籍できます。学費は、4年在籍すれば4年分必要となります。本学では、仕事の 都合や育児、長期介護等の事情により、標準修業年限(2年)で修了することが困難な方でかつ、3年または2.5年間で修了可能な履修計画がある方を対象に長期履修制度を実施しています。
長期履修が認められた期間(3年または2.5年間)にお支払いただく授業料は2年分の授業料になります。
専門実践教育訓練給付金の対象ですか?
令和6年4月現在、情報アーキテクチャコースおよび創造技術コースは、専門実践教育訓練給付金の対象です。事業設計工学コースは、専門実践教育訓練給付金の対象ではなく、一般教育訓練給付金の対象です。条件がありますので、制度の詳細や利用方法につきましては、お住まいの地域の管轄のハローワークに確認してください。なお、長期履修制度を利用する場合は、専門実践教育訓練給付金を申請するは出来ません。
入学料に関する都民認定とは何ですか?
「東京都の住民」とは、本人又は配偶者若しくは一親等の親族が、入学の日の 1 年前から引き続き東京都内に住所を有する者をいいます。都民認定に必要な書類等につきましては、募集要項「13 入学料」を確認してください。
文系出身でも授業についていけますか。最終学歴が高校卒業でも、授業についていけますか。
本学には、職業、年齢、国籍等の異なる多様な学生が在籍しています。大学院説明会では、教員に質問する時間を設けておりますので、不安がある場合はぜひ参加していただき、相談してください。

入試・受験資格について

東京都立産業技術大学院大学は、どのような学生を対象としているのですか?
対象とする学生は、各コースのアドミッションポリシーに示す高等専門学校専攻科・大学学部・大学院卒業生、社会人(技術者・大卒)などです。
4年制大学を卒業していないと受験資格は無いのですか?
本学は、大学院ですので、基本的に4年制大学を卒業された方が入学の対象です。学士の学位を持たずに入学することはできません。ただし、本学が行う出願資格の事前審査により、豊富な実務経験などを考慮して、大学卒業と同等と判断した場合は、出願を許可することがあります。
外国の大学の卒業生に、受験資格はありますか?
外国において学校教育における16年の課程を修了した方は出願することができます。ただし、本学が行う出願資格の事前審査を受ける必要があります。詳しくは募集要項でご確認ください。
外国人でも入学できますか。また、日本語があまり上手くないのですが、授業についていけるでしょうか?
外国人でも入学はできます。ただし、大学院であるため、原則として大学卒業と同程度の学力を有している方が対象です。また、授業、テキスト等は日本語を用いますので、授業についていける日本語能力が必要です。
事前審査書類や出願書類を提出した後に、受理連絡はありますか。
事前審査および出願書類いずれも、締切日から3日後を目処に、出願書類に記載したメールアドレスに受領連絡をいたします。
試験時間はいつわかりますか?
試験5日前までに、試験開始時間を記載した受験票を発送いたします。
試験日や試験時間の変更はできますか。
試験日や試験時間の変更はできかねます。
事前審査に入学考査料はかかりますか?
事前審査に入学考査料はかかりません。事前審査に合格し出願される場合、出願締切日までに入学考査料を支払ってください。
第2志望制度を利用する場合、入学考査料もそれぞれかかりますか?
第2志望制度利用の有無にかかわらず、入学考査料は一律30,000円です。
10月入学と4月入学を併願することはできますか?
同じ期の入試で、10月入学と4月入学の併願をすることはできません。
一度不合格になった場合、再度出願することはできますか?
何度でも出願することができます。また、過去の入試の成績が影響することは一切ありません。

授業について

授業時間はどのようになっていますか?
社会人が勤務しながら学習できるように授業時間を配慮しており、平日夜間の18時30分から21時40分、土曜日9時から18時に設定しております。社会人学生のライフスタイルに合わせた教育プログラムを提供します。
4期(クォータ)制とは何ですか?
4期(クォータ)制とは、短期間・集中的学習により学習効果を高めるため、年間の学期を4期に分けるものです。本学では、約2ヶ月で授業の履修が可能となるようカリキュラムを設定しており、概ね1科目を週2回の授業で行います。
「PBL」とは何ですか? 具体的な事例を教えてください。
「PBL」は「Project Based Learning」という言葉の頭文字をとったものです。従来の知識伝達を中心とした教育手法とは異なり、事例体験(プロジェクトベース)で知識を活用し、運用する実践的な教育手法です。数名のグループで与えられた課題をプロジェクトとして解決していきます。教師による指導以外に、プロジェクトメンバー間での協働によってほかのメンバーから学ぶ部分が多くあるというのが特長です。例えば、情報アーキテクチャコースではプログラム開発、業務分析、システム提案、保守管理の過程など、実際の企業プロジェクトのように課題を解決する実践的な授業で、知識を能力として定着させます。

就職・進学について

産業界とどのような結びつきをもっていますか?
本学では産業界のメンバーからなる運営諮問会議を設置し、本学の教育内容等について提言やアドバイスを受けています。また、自治体や産業デザイン振興会等の団体とも協定を締結し、協力し合う関係です。また、そもそも東京の産業の活性化に資する人材育成を目的に設立された大学として、東京都の産業労働分野とも強いつながりを持っています。
就職状況などはどのようになっていますか?
卒業後は産業界の幅広い分野で活躍しています。本学のキャリア支援としては、キャリア開発支援委員会を設置し、学生一人ひとりに焦点を当てた就職支援に力を入れています。取り組み事例として、キャリアカウンセラーによる個別の就職相談、毎月実施している各種キャリアガイダンス、企業からの本学指定求人・説明会等を実施しています。
大学院修了後、博士課程への進学はできますか。
はい。東京都立産業技術大学院大学を修了すると、専門職修士の学位を取得できます。専門職修士は、通常の修士と同様の扱いになりますので、博士課程への進学が可能です。本学には、博士課程がございませんので本学を修了後、他大学院の博士課程への進学となります。

参考情報

「在学生の声]、「修了生の声」も併せてご覧ください。

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