本学プロジェクトが「RSNPを利用したロボットサービスコンテスト」で最優秀賞・コンセプト部門賞を受賞しました
2017年9月17日
本学の情報アーキテクチャ専攻のプロジェクトと、創造技術専攻のプロジェクトが、2017年9月13日に東洋大学キャンパスで開催された第35回日本ロボット学会学術講演会にて「ロボットサービスイニシアティブ」主催、日本ロボット学会、計測自動制御学会SI部門共催の「RSNPを利用したロボットサービスコンテスト」で最優秀賞とコンセプト部門賞を受賞いたしました。
このコンテストは、長年ロボット業界、ソフトウェア業界および大学等の学術研究機関で開発が進められてきたRSNP(Robot Service Network Protocol)を活用したコンテストです。RSNPとは、様々なロボットが簡単、効率的にインターネット上のサービスへ接続可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で、「通信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供しています。インターネットとロボットの融合は新しい分野であり、インターネットを用いたロボットサービスは、今後、新しいビジネスの形として期待されています。このコンテストを通して、魅力あるロボットサービスの提供、知識・経験の集積、ロボット業界・ソフトウェア業界の相互発展、国際競争力の強化を目指します。受賞したプロジェクトは以下の通りです。
(1) 最優秀賞 RSI(※)賞(RSNP対応ロボット部門)
【題名】調理用音声アシスタントロボット
【内容】音声認識と合成音声を利用したレシピ読み上げロボットと、レシピデータを提供するサービス。約300レシピを用意した。
情報アーキテクチャ専攻 成田研究室 PBLプロジェクト
(2) コンセプト部門賞(コンセプト部門)
【題名】「笑顔溢れる子育て環境を実現するロボット」コンセプト
【内容】乳児感情と連携する子育て支援ロボットのコンセプト提案。プロトタイプ提示を行った。
創造技術専攻 内山研究室 PBLプロジェクト
※RSiは、ロボット開発会社やソフト開発企業、大学・研究所が組織するロボットサービスのための業界団体です。また、このコンテストはNEDOなども協賛しています。