文部科学省 平成26年度「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に本学提案事業が採択されました。
2014年11月27日
文部科学省 平成26年度「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に、本学が提案した「次世代成長産業分野での事業開発・事業改革のための高度人材養成プログラム」事業が採択されました。文部科学省「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」は、大学院と産業界等が協働して、社会人のキャリアアップに必要とされる高いレベルの知識・スキルが修得できる大学院プログラムを開発・構築し、普及する取組によって、成長分野等での高度人材養成を図るとともに、大学院教育(修士課程レベル)での社会人の学び直しを推進することを目的とするもので、64件の提案のうち、14件の事業が選定されました。
・事業名称: 次世代成長産業分野での事業開発・事業改革のための高度人材養成プログラム
・事業期間: 平成26年10月7日〜平成29年3月31日
・プログラム責任者: 川田 誠一(産業技術研究科長・創造技術専攻 教授)
・プログラムコーディネーター: 小山 裕司(附属図書館長・情報アーキテクチャ専攻 教授)
・事業の目的・概要: 観光・物販・医療等の次世代成長産業分野が成長するためには、イノベーションによって従来の仕組みを改革し、事業を再構築(開発・再生)できる高度人材が必要である。また、当該成長産業分野の成長を効率・効果的に実現するための基盤技術はマネジメントとIT技術である。当教育プログラムは、マネジメントに卓越し、破壊的技術としてITを活用し、生産性・付加価値を高めるための事業の起業・開発・改革・再生等、産業の新陳代謝によって、当該成長産業分野の加速度的成長を実現できる高度人材(事業アーキテクト)を養成する。
当事業では、平成27年度に「事業アーキテクト」コースを設置し、10名程度の学生を受けいれる。本コースの学生は、本学の情報アーキテクチャ専攻あるいは創造技術専攻のいずれかの専攻に所属する。各専攻に固有の授業科目と「事業アーキテクト」コースのために開講される専攻横断型の授業科目を受講し、本コースを修了要件を満たすように学修する。本コースの特徴は、戦略(経営・マーケティング、リーダーシップ・スタートアップ等)、技術(IT、製品開発、マネジメント等)を中核に、当該分野の業務知識・現状・課題から各種のメソッド・ツール、法規・倫理までを、講義・演習型科目、事例研究型科目、PBL型科目で学ぶことにある。当事業は、2006年の開学当初から現在に至るまで、本学が独自に開発し、継続的に整備・改善してきた、社会人の修学と仕事の両立に配慮した学修環境と学修の仕組みをさらに発展させたことが特徴的である。従来の学修の仕組みでは時間と場所の制約等から本学に通学出来無かった層にまで学修者の対象を拡げ、社会人のキャリアアップの仕組み、社会人の学び直し啓発の仕組みを開発する。