本学の修了生がグッドデザイン賞とキッズデザイン賞を受賞しました。
2014年11月10日
本学創造技術専攻修了生の髙石かおりさん(平成23年度修了生、福田PBL所属)がUI設計に携わった「特別な支援を必要とする子供たち向け学習アプリ」がグッドデザイン賞*とキッズデザイン賞**をダブル受賞しました。
また、同時に「公共図書館の効率的な運用を支援するとともに、日々進化する利用者サービスに柔軟に対応できるWeb版システム」について、キッズデザイン賞を受賞しました。
【修了生髙石さんのコメント】
創造技術専攻を修了後、現職にて文教分野のシステムやソフトウェア製品のデザイン支援業務に携わっています。一つの製品を世に出すには、たくさんの人たちが様々な立場で関わっており、製品開発全体からみるとUI設計というのはほんの一部の工程に過ぎませんが、今回、自分の関わった2つの製品がこのような栄えある賞を頂くことができて、とても嬉しく思います。今後も在学中に学んだことを役立てながら、より多くの人に豊かな学びをもたらす製品を実現できるよう、自らも日々学びながら業務に励みたいと思います。
【受賞内容詳細】
■グッドデザイン賞2014、第8回キッズデザイン賞のダブル受賞
(受賞作品名)
FUJITSU 文教ソリューション K-12
特別支援 キッズタッチV2
「いろんなせんかけるかな?パズルできるかな?」
「ひらがなかけるかな?カタカナかけるかな?」
(概要)
特別な支援を必要とする子供たちの特性に配慮した教育用ソフトウェアです。
分かりやすく楽しく学習し、また運動機能の促進や知覚総合能力の向上を図るものとなっています。
詳細は以下のURLよりご確認ください。
・グッドデザイン賞該当ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/41691?token=qvMNo42UUt)
■第8回キッズデザイン賞受賞
(受賞作品名)
FUJITSU 文教ソリューション
iLisfieraV3 (アイリス・フィエラ)
(概要)
公共図書館の効率的な運用を支援するとともに、日々進化する利用者サービスに柔軟に対応できるWeb版システムです。
このシステムの開発コンセプトは、図書館を利用する様々な住民や家庭の多様性と、ひとりの子どもが成長していくなかでのライフスタイルの変化を大切にし、いつでもどこでもいつまでも利用でき、公共図書館とのつながりを持ち続けられるというものです。特に子ども向け画面では、初めての本と出会う楽しさを演出できるようなものとなっています。
詳細は以下のURLよりご確認ください。
・キッズデザイン賞概要ページ
http://www.kidsdesignaward.jp/search/detail_140227a7)
*グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。「グッドデザイン賞」は、家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、パブリックリレーションや地域づくりなどのコミュニケーション、ビジネスモデルや研究開発など、有形無形を問わず、人によって生み出されるあらゆるものや活動を対象としています。
詳細は以下のURLよりご確認ください。
・グッドデザイン賞とは(公益財団法人日本デザイン振興会運営サイト)
http://www.g-mark.org/about/a01.html
**キッズデザイン賞はすべての製品・空間・サービスが対象の顕彰制度です。
キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間・サービスで優れたものを選び、広く社会へ伝えることを目的としています。子どもが使う製品はもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てへの配慮があれば応募可能です。日用品から住宅、街づくり、ワークショップ、調査研究まで幅広い分野が対象となっています。受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。
詳細は以下のURLよりご確認ください。
・キッズデザイン賞の趣旨(キッズデザイン協議会運営サイト)
http://www.kidsdesignaward.jp/2014/overview/index.html