本学の学生が国際機関「東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)」に招かれ、研究発表を行いました。
2014年2月20日
本学の国際コース(国際経営特論履修者)の江川潔さんと宮瀬阿妻さんは、東アジア・ASEAN経済研究センター(Economic Research Institute for ASEAN and East Asia, 以下ERIA)に招かれ、2月3日、ジャカルタの同センターにおいて、アジアPPP(PublicPrivatePartnership)の研究発表を行いました。
ERIAは、経済学系において世界最高級の評価を受ける国際機関であり、大学院の学生が、このような世界最高級の国際機関において研究発表を行うことは極めて異例であり、二人にとっては、研究業績として経歴上誇れる大変貴重な機会となりました。
本学では、国際コースの中の国際経営特論(担当:前田充浩教授、第4クオーターに実施)において、アジアPPPという新しい手法のビジネス・モデルを教育しております。この新しいビジネス・モデルを専門的に教育する講義は、世界でも数少ないものとなっており、履修によって、アジアPPPという手法の専門的知識を得ることができます。
国際経営特論の履修生は、講義の最終回で、独自のビジネス・モデルを発表し、特に意欲ある学生が、毎年、英語の論文に仕立てて同センターのセミナーに応募しております(国際経営特論の単位取得のためには論文執筆は必要なく、また発表も日本語で行う。)。
同センターによる選考は、当然ながら大変厳しいものですが、2012年度は3人、今年度は2人の学生が選抜され、ジャカルタ派遣の栄誉を勝ち取りました。
2月3日の発表会には、西村英俊事務総長をはじめ、国際的に評価の高い錚々たる研究者が参加し、二人の研究を評価するとともに、今後の研究課題等についての適切なご指導をいただきました。