今までと異なるアプローチを会得し、学びの大切さを再認識
創造技術コース2年生 (2023年11月取材)
田中健太郎さん
株式会社IHI回転機械エンジニアリング 所属
工学部機械工学科 出身
新しい考え方や知識、技量を得るために
重工業に関連する企業に20年以上所属し、製鉄所や化学プラント、電力・船舶等、産業の要となる機器の心臓部を設計、営業として携わってきました。社会的な課題やニーズが急速に変化する中、従来の知識と知見に加え、新しい考え方や技量を得ることは不可欠な時代です。その必要性を感じた際、たまたまAIITの存在を知り、
説明会に参加
したのが本学との出会いです。
社会人を受け入れている他の大学院との比較検討も行い、知識の修得だけでなく、より実践に近いことも学びたいこと。かつ
高度で豊富な実務経験を有する教授陣
がそろっていることから、本学で学ぶことを選択しました。
周囲の志に影響を受け、苦手分野の科目も履修
仕事と学びの両立、学内でどういうことを学べるのかを知るため、まずは科目等履修生として単位を修得する「 AIIT単位バンク制度 」を利用しました。なんとか仕事と学びを両立できる手応えを得た後、正規学生として入学。入学して驚いたのは、AIITの教員や学生の多くが幅広い分野で活躍されていることです。それぞれの分野のスペシャリストが、熱意をもって新しいことを学びたい、学ばせたいという高い志を抱いています。その熱意に刺激を受けた私も、異分野だと思っていた領域を知りたいという気持ちになり、予定していなかった分野へのチャレンジを決断。学生時代から敬遠していた、デザイン関係の講義を履修しました。苦手だと思い込んでいた分野も、学び始めるとおもしろいものです。今までの私は、物事をロジカルに考える習慣が身についていました。しかし、デザイン思考を学んだことで、より効果的に物事を表現できるようになりました。人への伝え方も、今までとは異なるアプローチを行えるようになったと実感しています。
目的をもってチャレンジし続ける
現在行っている PBL 活動は、多様性に満ちたメンバーと共に、デザイン思考をもちいて、人の気持ち・価値を創造するPBLですが、今までの文化・習慣が全てではないことを痛感する場面もあります。しかし、今までの経験が社会に対し、活きることを再認識する場面もありました。単純な知識修得だけでなく、目的をもってチャレンジすることによる喜びを得ることも出来ています。修了後はAIITで学んだ知識・手法と、これまでの業務で得た知識を融合させていきたいです 。そして、「人を幸せにする価値」を創造できるよう、チャレンジを続けていきたいと思います。多くの新しいことにチャレンジしたい方には、AIITでの学び直しは最適であると思いますので、ぜひ本学をご検討ください。