教員紹介 越水 重臣
職位 | 教授 |
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氏名 | 越水 重臣 KOSHIMIZU Shigeomi |
研究室 | 154-c |
メールアドレス | koshi[at]aiit.ac.jp メール送信時は[at]を@に変えてください |
リサーチマップ |
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プロフィール
学歴
- 1987年 慶応義塾大学 理工学部 機械工学科 卒業
- 1989年 慶応義塾大学大学院 理工学研究科 修士課程 修了
学位
- 博士(工学)
職歴
- 1989年 イーストマン・コダック(ジャパン)株式会社
- 1994年 静岡理工科大学 機械工学科 助手
- 2001年 静岡理工科大学 機械工学科 講師
- 2003年 静岡理工科大学 機械工学科 助教授
- 2008年 産業技術大学院大学 准教授
- 2014年 産業技術大学院大学 教授
教育
担当授業科目
創造設計特論、信頼性工学特論、品質工学特論、イノベーションデザイン特別演習1・2
令和5年度の取組状況
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担当する3つの講義科目(創造設計特論、信頼性工学特論、品質工学特論)において、Zoomによるオンライン授業と講義動画によるオンデマンド授業を併用したハイブリッド型授業を実施した。学生による授業評価においても高い評点を得た。
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PBL型科目では、3名の学生を指導し、プロジェクト「対話型生成AIを用いたアート思考の教育(Art Thinking AI Chatbot の開発)」を遂行した。
研究
専門分野
品質工学(タグチメソッド)、TRIZ/USITによる技術問題の創造的解決、製品安全と信頼性設計、精密機械、精密加工
研究キーワード
イノベーションデザイン、価値創造、技術・製品・サービス・ビジネスのトータルデザイン
研究業績・著書・論文・その他それに準じる業績
著書
- 越水重臣、鈴木真人:実践・品質工学,日刊工業新聞社(2007)
PBL(Project Based Learning)のテーマ
- 2009年度:足裏圧力による個人認証システムの開発
- 2010年度:自動車用着座認証システムの開発
- 2011年度:デジタルサイネージ付自販機による災害情報の配信
- 2012年度:「感性選曲」 脳波を使った新しい音楽体験のデザイン
- 2013年度:bw Trackr 脳波による新たな映像体験
- 2014年度:スマートフォンを用いた道路の快適性評価
- 2015年度:ウェアラブル心拍センサを用いたワークエンゲージメントの推定とその可視化
- 2016年度:生体情報を用いたインバウンド観光支援ツール「EEG TRAVELER」の提案
- 2017年度:次世代ショッピングサービス「AirBaggage」の提案
- 2018年度:人生ゲームライフシフト編with ARを活用した研修サービスの実施
- 2019年度:AR焚火を利用したメンタル改善の実践方法
- 2020年度:アップサイクルプロデュース ~大学発ムーブメントを目指して~
- 2021年度:サーキュラーエコノミーを意識したSX(Shopping Transformation)の提案
- 2022年度:ポストコロナ時代の働き方-ハイブリッドワークに関する研究-
- 2023年度:対話型生成AIを用いたアート思考の教育(Art Thinking AI Chatbotの開発)
受賞学術賞
- 1999年 精密工学会 ベストプレゼンテーション賞
- 2003年 品質工学会 貢献賞
- 2008年 品質工学会 銅賞
- 2011年 Best Professor of the year (産業技術大学院大学)
- 2012年 Best Professor of the year (産業技術大学院大学)
- 2015年 Best Professor of the year (産業技術大学院大学)
- 2015年 品質工学会 貢献賞 銀賞
- 2016年 Best Professor of the year (産業技術大学院大学)
- 2018年 Best Professor of the year (産業技術大学院大学)
- 2021年 Best Professor of the year (産業技術大学院大学)
- 2022年 品質工学会 貢献賞 金賞
- 2022年 品質工学会 発表賞 金賞
令和5年度の取組状況
論文発表
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Takero Hirose, Katsumi Kurita, Shigeomi Koshimizu, et.al: Reduction of welding residual stress using ultrasonic vibration load (Effects of material properties on reduction rate), Bulletin of JSME Mechanical Engineering Journal, Vol.10,No.4, p.1-9, 2023
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越水重臣ほか7名:ハイブリッドワークで生じる情報格差と相互理解の課題に対する解決策の提案と検証、東京産業技術大学院大学紀要第17号、p.31-41,(2024)
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河西大介、越水重臣ほか2名:デジタルデバイス用配色トレーニングアプリケーションを活用した色彩感情に関する研究、東京産業技術大学院大学紀要第17号、p.160-164,(2024)
国際会議
- Katsumi Kurita, Shigeomi Koshimizu, et.al: A study on overturning prevention on cultural properties by seismic ground motion – In case of fixed exhibits by nylon guts and its effects -, 13th international Workshop on Seismic Microzoning and Risk Reduction, 01 December 2023
国内学会発表
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越水重臣:ニオイセンサを用いたマスクメロンの熟成モニタリングに関する研究,日本口臭学会 第14回学術大会 研究系シンポジウム、2023年6月4日
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栗田勝美、越水重臣ほか2名:地震動による小型文化財の転倒防止に関する研究-最大加速度振幅と振動実験から見た転倒率-、日本機械学会D&D2023、2023年8月28日
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越水重臣、香田健一朗:近赤外分光特性を用いたMT法によるプラスチックの判別、廃棄物資源循環学会 第34回研究発表大会、2023年9月11日
社会貢献
社会貢献活動
学会、協会、公設団体、企業などでの講演活動など多数
所属学協会
日本機械学会、精密工学会、品質工学会、品質管理学会、廃棄物資源循環学会
令和5年度の取組状況
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東京都が主催する「世界発信コンペティション」において、製品・技術部門の審査部門長を務めた。
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三鷹市役所にて自治体職員を対象として、「タイムマネジメント研修」の講師を務めた(2023年11月8日)。
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北海道立総合研究機構にて北海道ヒューマンエラー勉強会の講師を務め、「AIを活用したヒューマンエラー対策」と題した講義を行った(2023年11月16日)。
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作成した研修ビデオ「ロジカルシンキングの基本」が東京都島しょ部(八丈島)の自治体職員研修に採用・活用された。
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品質工学会の代議員として、学会の運営ならびに品質工学の普及に努めた。また、浜松品質工学研究会の代表幹事として、参加企業に対し品質工学の教育と普及を行った。