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【オンライン開催】東京都立産業技術大学院大学 寄付講座「認知症:ならないためにできること」

mitaka

 本学は、大学院の教育研究成果を広く社会へ還元するとともに、学位等にとらわれず、地域・産業界のニーズにタイムリーに応えたカリキュラムを提供する場として、オープンインスティテュート(OPI)を設置しています。
 OPIでは、企業の経営層や技術者の方々はもちろん、多様な職業に従事する方々や幅広い年代の方々を対象として、実践的な専門講座、セミナー、フォーラムを数多く開催しています。
 今回はそのようなOPI事業の一環として、三鷹ネットワーク大学と協働し、オンライン講座を開催いたします。

講師からのメッセージ

 現在わが国には約500万人の認知症患者がおり、2030年には1,000万人に上ると予想されています。少子高齢化が進み、新型コロナウイルス感染症の蔓延のために社会構造が変化し、厳しい状況が続く現状では、認知症の予防は喫緊の課題と言えます。認知症のほどんどの原因疾患は不治の病でした。ところが、2020年6月、世界初のアルツハイマー病の根本治療薬が米国で承認されました。今後、わが国の認知症対策も、大きな変革を迎えると予想されます。
 本講義では、認知症の現状に始まり、アルツハイマー病の根本治療薬の抱える課題、さらにはそれを解決するための新たな認知機能検査について、最新の知見をお話しします。

講座概要

【オンライン開催】三鷹ネットワーク大学/東京都立産業技術大学院大学
東京都立産業技術大学院大学 寄付講座「認知症:ならないためにできること」

   講師:東京都立産業技術大学院大学 特任教授 佐藤 正之
   日時:令和4年1月29日(土)午後3時~4時30分
   対象:どなたでもご参加できます。
 開催形式:オンライン(Zoom)
 参加費用:無料
   定員:200人(先着制)※ご好評につき定員を増やしました。

講師略歴

相愛大学音楽学部器楽科を卒業し、大阪の府立高校の音楽教諭を経て、三重大学医学部に入学。卒業と同時に同学の神経内科学講座に入局。三重大学医学部助手、東北大学大学院医学系研究科高齢者高次脳医学講座の准教授、三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座の准教授を経て、令和2年8月から現職。脳神経内科専門医、認知症専門医、内科認定医。医学博士。専門は、神経心理学、ニューロサイエンス、認知症医療学、音楽療法。『音楽療法はどれだけ有効か:医学的根拠を検証する』化学同人(2017年)、『現役医師:この仕事で大事なこと』22世紀アート(2021年)など、著書・共著多数。

【本事業に関するお問い合わせ先】
東京都立産業技術大学院大学 管理部管理課OPI企画運営係
opi@aiit.ac.jp

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