第22回 AIITフォーラム【Web講演会】
神経美学 美と芸術の認知脳科学
2024年3月8日
第22回 AIITフォーラムでは、「神経美学 美と芸術の認知脳科学」と題して、関西大学 教授 石津 智大氏にお話ししていただきます。
概 要
- タイトル
神経美学 美と芸術の認知脳科学 - 講 師
関西大学 教授 石津 智大氏 - 開催形式
Web開催(オンデマンド配信) - 配信期間
令和6(2024)年4月10日(水)15:00~4月24日(水)12:00 - 費 用
無 料 - 事前申込
必 要
令和6(2024)年4月10日(水)13:00までに以下「Doorkeeper(外部サイト)」よりお申し込みください。
Doorkeeper(外部サイト) - その他
AIITフォーラム 受講のルールについて
講演会チラシ
講師からのメッセージ
わたしたちの毎日を豊かに彩る感性と芸術。
一見すると、科学とは遠くはなれた世界に思えますね。しかし、知覚の探求と精神のはたらきに関わろうと試みている点では、芸術は科学とおなじ目的を共有し、深い関係性があると言えます。神経美学とは、認知脳科学の実験手法を利用して、脳のはたらきと美的感性との関係や認知プロセス及び脳機能と、芸術的な活動との関係を研究する学問分野です。心理学や神経科学だけでなく、哲学・芸術・美術史学・福祉工学など多様な分野から研究者や実践家が集まり、精力的に研究を進めています。本講座では、美しさや醜さなど美的感性についての脳の反応や、真・善・美の関係性、そして芸術の枠を超えて、わたしたちの行動や価値判断に影響をあたえる美について、神経美学の面白さをお伝えできれば幸いです。
講師略歴
石津 智大(いしづ ともひろ)
2009年に心理学博士号(慶應義塾大学)取得後、渡欧。ウィーン大学心理学部研究員、ロンドン大学ユニバーシティ校生命科学部上席研究員などを経て、2022年から現職。広島大学脳・こころ・感性科学研究センター客員教授を兼任。芸術と美的感性について、芸術・美学理論と認知脳科学を組み合わせて研究している。主な著書に、神経美学の入門書『神経美学 −美と芸術の脳科学−』(共立出版)などがある。