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会社員の先を考えた。AIITの学びを自分の事業へ
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事業設計工学コース (2026年8月取材)

佐藤弘康さん (2024年3月修了)

TD SYNNEX株式会社 所属

明治学院大学 出身

実践を通して事業づくりを学ぶ

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私は新卒の頃から、IT業界一筋で働いてきました。40代後半になり、会社員としての先が見えてきたときに「このままでは、何も残らずに終わってしまうかもしれない」と感じ、これからも社会で活動するために学び直し、新しいスキルを身につけたいと思いました。
AIITを知ったのは、インターネットがきっかけです。説明会にも参加し、経営を学ぶことに加え、一歩踏み込んで実際にどう事業をつくるかを PBL(Project Based Learning) を通して経験できる点に魅力を感じ、入学を決めました。
入学前には AIIT単位バンク制度 を利用。実際の講義を通して自分に合う大学院かどうかを確かめられたうえ、入学後も仕事との兼ね合いを見ながら余裕を持って履修できる点がよかったと思います。リモートで講義を受けられたことも、大きな利点でした。

経験を理論で捉え直し、今の仕事へ

入学前は、大学院はとても賢い研究者のような人が行くところだというイメージがありました。ただ、実際に入学して感じたのは、事業設計や経営を学ぶうえでは、社会での経験が大切だということです。私も、営業で数字をつくるために計画を立て、実行してきた経験を基に学び直し、感覚に頼っていた部分を理論で捉え直すことができました。自分と似た境遇の方や、さまざまなバックグラウンドを持つ方との意見交換もできました。
学んだことは、修了後の今、プロダクトマネジメントの仕事に役立っています。担当する領域の製品について全責任を負い、仕入れから販売、収益管理、メンバーのマネジメント、マーケティングまで取り組む仕事は、私にとって「小さな経営のようなもの」です。

地域での実践を、自分の事業につなぐ

PBLでは、東京都檜原村で地域マネジメントに取り組みました。営業を30年近く経験してきた私は、相手に断られても「それでどうした」と特別なこととは感じません。そうした面ではメンバーを引っ張りながら、地道に相手との信頼関係を築き、どのようなアイデアやサービスをどう実装するかについては仲間の知見に助けられ、協力して進めました。
修了後も、研究室での活動をほぼ途切れることなく続けています。夏休みを利用して檜原村を訪れ、役場の方々と話をしたこともあります。地域の企業に活性化に向けた提案をして自分たちも実際に取り組み、後から入学した学生が対象とする地域での活動も手伝っています。この大学院を選び、ここで活動できたことは、私にとって非常に幸運でした。これからも、そうしたつながりを大切にしていきたいと思っています。
活動を続ける原動力は、よいタイミングで独立して生計を立てたいという思いです。修了が近づいた頃からドローンにも取り組み、檜原村や他の地域で飛ばして撮影しながら、自分の事業の大きな柱の一つにできないかと考えています。

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