English

学びと実務をつなぐ挑戦。AIITで磨く分析力とデザイン思考
先輩たちの声25画像

創造技術コース2年生 (2025年8月取材)

松本健二朗さん

外資系金融機関 所属

佐賀大学大学院 出身

AIIT単位バンク制度から始まった学び直し

先輩たちの声25画像

Webで調べ物をしていてUXやDXに関する記事を見つけ、その著者がAIITの出身だと知り、この学校に興味を持ちました。 平日夜間・土曜開講の社会人に適した時間割 や、実務に直結した PBL(Project Based Learning) など、他の大学院にはない制度やカリキュラムにも惹かれました。
ただ当時は「仕事と両立できるのか」「本当に単位が取れるのか」という不安もありました。そこで活用したのが AIIT単位バンク制度 。入学前に授業を受けられる仕組みで、学習レベルや分量を把握でき、安心につながりました。実際に10単位を取得し、そのまま本入学に活かせたことは、挑戦を続ける自信にもなりました。さらに、国や東京都の制度により 授業料が軽減 され、経済面でも無理なく学びを始められました。

データとデザインを往復する学び

授業に参加して感じたのは、内容がアカデミックに偏らず、実務ですぐ使える知識が多いということ。 教員 の多くが実務経験を持ち、教科書だけではなく独自の資料をもとに授業を進めてくれるため、理解が深まります。
特に印象に残っているのは「価値デザイン特論」。ユーザーインタビューを通じてインサイトを得て、その後の価値提案につなげるプロセスを学びました。マーケティングやDXの現場で、ユーザー中心のサービス設計を進めるうえで自身の仕事に大きく結びついています。
また、データサイエンスの授業では、クラスタリングや多変量解析などを学び、実際に業務データを用いた分析に応用できるようになりました。授業で学んだライブラリのコードを応用し、業務データに当てはめて分析できるのは大きな収穫でした。職場での施策立案にもすぐに活かせています。

PBLで体感する自由と協働

PBLは「ヘルスケアデザイン」。健康診断のUX改善をテーマに、健診率向上につながる提案を目指しています。テーマは学生主体で決めるため、文献調査や政策資料の分析から議論を重ね、チームで方向性を定めていきます。最終的には自治体への提案や学会発表を目指しており、モチベーション高く取り組んでいます。
私たちのチームは同年代の社会人が中心で進めやすさがある一方、授業では年齢の離れた学生との協働もあり、多様な視点に触れられるのは貴重な経験です。PBLは論文のような知識習得とは異なり、自由度が高く失敗も許される場。社会人になるとなかなか味わえない、利益を意識せずに試行錯誤できる挑戦ができるのはAIITならではだと感じています。
将来は、ここでの学びを活かしてヘルスケア領域でのサービス開発や起業にも挑戦できればと考えています。AIITは理論と実践を往復できる環境であり、仲間と共に挑戦を重ねることで、自分のキャリアを次のステージへ押し上げてくれる場所です。

PAGE TOP