寄附講座を開設しました

2020年11月26日

本年8月1日（土）、東京都立産業技術大学院大学に寄附講座「認知症・神経心理学講座（寄附者：株式会社脳活性総合研究所）」を開設しました。

本講座は、神経心理学とニューロサイエンスをバックボーンとして、認知症の一次・二次予防における非薬物療法の効果を、行動データと脳画像から明らかにし、自治体や民間と協力しながら一般住民への展開のためのシステムを構築することを研究内容としています。

講座を担当するのは、佐藤正之特任教授、阿部真貴子特任助教、田部井賢一助教（本講座受入教員）の先生方です。

佐藤正之（本学HP内教員紹介）
Masayuki SATOH

神経内科専門医、認知症専門医、内科認定医。
音楽大学を卒業後、医学部に入学。専門は神経心理学、認知症医療学。失語をはじめとする高次脳機能障害の診断・リハビリに加え、音楽認知の脳内過程、音楽療法について研究している。

2020年8月 - 現在
東京都立産業技術大学院大学認知症・神経心理学講座特任教授
2010年4月 - 2020年7月
三重大学大学院医学系研究科認知症医療学准教授

阿部真貴子（本学HP内教員紹介）
Makiko ABE

音楽療法士、博士（医学）
東海大学教養学部を卒業後、三重大学大学院に入学。専⾨は音楽療法、認知症医療学。認知症に対する音楽療法を行うとともに、認知神経科学の研究に携わる。

2020年8⽉ - 現在
東京都⽴産業技術⼤学院⼤学認知症・神経⼼理学講座特任助教
2019年4⽉ - 現在
国立精神・神経医療研究センター地域・司法精神医療研究部科研費研究員

田部井賢一（本学HP内教員紹介）
Ken-ichi TABEI

博士（医学）

日本大学芸術学部等を経て、三重大学大学院に入学。専門は神経科学、認知症医療学。音楽の認知症予防・進行抑制作用の機序の解明と音楽療法プログラムの開発に関する研究に従事。

2018年10月- 現在
東京都⽴産業技術⼤学院⼤学産業技術研究科助教
2014年4月 - 2018年9月
三重大学大学院医学系研究科認知症医療学助教