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地方在住でも深い学びを、AIITで広がるキャリアの可能性
Tanaka1

情報アーキテクチャコース 2年生 (2024年8月取材)

森口雅之さん

IT分野のプロと自負するために

moriguchi

長年、ITエンジニアとして働いているのですが、文系大学出身でもっと専門的な知識を学びたいという気持ちがずっとありました。また、業務でプロジェクトマネジメントを行う機会があり、他の会社や職種のメンバーとのプロジェクトを経験して自分を成長させたいと考えていました。40歳を超えて自分の専門分野はこれです、と言えるようなものがないとそろそろまずいかなという思いもあり、チャレンジするなら今だ、と進学を決めました。

いくつかの大学院を比較検討しAIITを選んだ理由は主に4つあります。1つ目は PBL (Project Based Learning)。他の大学院は卒業に修士論文が必須でしたが、AIITはPBLの活動内容で評価されるため、プロジェクトを進めながら実践的なスキルを身につけられます。これは、特にスキルアップを目指している社会人にとって大きな利点だと感じました。2つ目は 学費 が他の大学に比べて手頃なうえ、 教育訓練給付制度 を利用できること。3つ目は 社会人が学びやすい学修体制 。特に平日夜間もしくは土曜日にオンラインで家にいながら質の高い授業を受けられる点は大きな魅力でした。そして、4つ目は本来の目的である、ITの知識を体系的に学べるという点です。

地方在住でもリモートで深く学べる

地方在住なので授業はほぼリモートで受講していますが、不便だと思うことはありません。授業は簡単すぎず、ちょうどよいレベルだと感じています。難しすぎるものもないと感じています。提出物はそれなりの量があって、きちんと成績を取るのは大変ですが、それが良い刺激になっています。
とくに印象に残っているのは「テクニカルライティング」の授業。仕事でもドキュメント作成は日常的に行っていましたが、この授業を通じて体系的に学べました。目からウロコが落ちる授業で、大学院生活だけでなく今の業務でも非常に役立っています。

PBLで実務に直結するスキルを修得

PBLは「事業会社におけるデジタル人材に必要なコンピテンシー」がテーマ。所属するチームは私と同様、事業会社の情報システム部門で働くメンバーが多く、それぞれのバックグラウンドを活かしながら議論を進められています。論文発表など大変なこともありますが、やりがいがあります。私たちのPBLはほとんどをリモートで進めていますが、たまには対面でもコミュニケーションを取りたいと思い、前期で2回、通学しました。

幸いなことにPBLのテーマが私自身のキャリアと非常に関連性が高く、学んだ知識やスキルは、すぐ実務に活かせています。また、学んだ考え方やアプローチは必ず今後の人生で役立つと実感しています。

地方に住んでいるからといって大学院進学を諦める必要はありません。オンラインで学べる環境が整っていますし、 AIIT単位バンク制度 を利用すれば、学びの一歩を手軽に踏み出せます。 情報アーキテクチャコース はとくに人気が高いので、この制度を利用して正規入学前にいくつかの単位を取っておくのもおすすめです。

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