English

社会人学生との学びで得た刺激と成長、AIITで過ごす充実の日々
kezuka1

創造技術コース2年生 (2024年9月取材)

毛塚康太朗さん

工学部機械工学科 出身

大学卒業後すぐ、AIITに進学

kezuka2

大学院への進学は大学在学中から決めていました。社会には出るのは少し早いかなと思っていたのと、大学院でしかできない学びや経験をしてみたいと思っていたのが大きな理由です。4年生になっても就職活動は一切せず、複数の大学院を比較検討しました。

AIITに決めた理由は主に2つ。ひとつは所属していた研究室の先輩がAIITに進学していたので、詳しく情報を知れたこと。入学後の生活や学びの内容を具体的に想像できました。もうひとつは社会人学生とともに学ぶということ。一度社会に出て成長した方たちがあらためて学ぼうと思える環境に強く惹かれたのと、そういう方たちと肩を並べて学ぶ環境は刺激が多そうだと考えました。 入試日程 が複数回あることや YouTube での研究成果発信など、意欲的な教員が多く、受け入れる姿勢というか、学ぶ意欲に応えてくれそうな学校だという印象も受けました。

2年間が結果として大きなアドバンテージに

唯一不安に思っていたのは自分のキャリアについて。これはどの大学院を選んでも同じですが、学部卒の方たちと比べると社会に出るのが2年遅れるのでその間に何をやっていたのか、何ができたのか、というのはその先の就職活動でとても大事になると思っていました。実はこの点については、入試の際に質問させてもらったのですが教員の方に「意欲さえあれば全力で応える」とハッキリとした口調で答えてもらい安心できました。

実際、入学後は充実しすぎるぐらいに様々な経験ができました。就職活動についても何十人という社会人学生が相談に乗ってくださいましたし、 キャリア開発支援 の方も毎週のように面談してくださり、複数の内定をいただくことができました。

将来また戻りたいと思えるほどの充実した学生生活

特に印象に残っている授業は「人間中心デザイン特論」。学部の時の専攻が人間中心設計だったというのはもちろん影響しているのですが、何よりも授業内で外部のコンペに参加できるのがこの授業の特徴で、学んだことを実践できる最終形のように思いました。実際にとある企業のコンペに参加し、優秀賞を受賞。賞金の獲得や実績を作れたのはもちろんのこと、担当教員や一緒にチームを組んだ仲間と深い関係を築けたのも大きな財産となりました。

私が所属するPBLのテーマは「デザインで人々を健康に導く」。若年層の孤独・孤立問題に着目し、品川区とタッグを組んで、アンケートによる実態調査や孤独対策イベントの実施など、様々な活動を行っています。先ほどのコンペもそうですが、進学して良かったどころか、進学していなかったらと考えると恐ろしいほど、充実した毎日を過ごしています。私自身が10年、20年後には社会人学生として戻りたいと思える、そんな環境がAIITにはあります。

PAGE TOP