木下助教が情報処理学会 情報規格調査会 SC 7専門委員会の委員長に就任しました
2024年4月25日
本学の木下修司助教が、一般社団法人 情報処理学会 情報規格調査会(以下、ITSCJ)のSC 7専門委員会(ソフトウェア及びシステム技術)の委員長に就任しました。
ITSCJは、ISO/IEC JTC 1 (Information technology)という国際機関で議論される、情報技術に関する国際規格の審議およびこれに関する調査研究、国内規格の審議などを行う国内団体です。JTC 1の中にはいくつかのSC(Sub Committee)があり、SC 7専門委員会は、ソフトウェアエンジニアリング・システムエンジニアリングに関する多くの国際規格を所掌する、各SCのなかでも最も大きなSCの1つです。
木下助教は、本学着任前の2016年よりSC 7/WG 7(ライフサイクル管理)小委員会の委員として活動しているほか、2020年のSC7/WG 29(アジャイルとDevOps)小委員会設立時には主査に就任し、これまでも多くの国際規格開発に協力してきたほか、それらの国内規格(JIS)化にも尽力してきました。SC 7専門委員会の委員長に就任することで、毎年開催されるISO/IEC JTC 1/SC 7のプレナリ会議において、日本の代表(Head of Delegate)として活動することになります。
去る2024年4月11日に、2024年度第1回のSC7専門委員会が開催され、ITSCJ事務所(東京都港区)にて交代式が開催されました。
参考:歴代のSC 7国内委員会委員長(1987年のISO/IEC JTC 1発足以後)
菅 忠義(学習院大学) 1974年9月~1988年2月(※ISO/TC97時代より継続)
東 基衞(早稲田大学) 1988年2月~1996年9月
山本 喜一(慶應義塾大学) 1996年9月~2010年9月
谷津 行穗(日本IBM ※就任時) 2010年9月~2024年3月