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本学の木下助教が国際規格開発賞を受賞しました

2023年3月30日

本学の木下修司助教が、一般社団法人情報処理学会 情報規格調査会の国際規格開発賞を受賞しました。

2022年11月に国際標準化機構(ISO)から発行された国際規格ISO/IEC/IEEE 15026-2:2022 Systems and software engineering -- Systems and software assurance -- Part 2: Assurance case (システム及びソフトウェアエンジニアリング -システム及びソフトウェアアシュアランス- 第2部:アシュアランスケース)のproject co-editorとしての貢献が、情報規格調査会の活動に大きく寄与したとして授賞されました。

[受賞コメント]
システム開発をするなかで「ちゃんと動く」システムをつくることはもちろん重要ですが、それと同じぐらい「確かにちゃんと動いていることを関係者に説明し、合意を得る」ことも重要です。アシュアランスケースは、そのような合意形成の際に用いる議論の構造を定めるもので、本改訂ではGSN等のさまざまなコミュニティ規格・図式法を統合・整理しました。本規格に基づいたアシュアランスケース作成ツールが普及することで、安心・安全な社会基盤の構築に貢献できると考えています。2023年度には本規格のJIS(日本産業規格)化も予定しており、国内企業の国際競争力強化に貢献できれば幸いです。

関連リンク
一般社団法人情報処理学会 情報規格調査会 
ISO/IEC/IEEE 15026-2:2022(ISOによる本規格のウェブサイト) 

賞状

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