本学プロジェクトが「RSNPを活用したロボットサービスコンテスト」で優秀賞・奨励賞を受賞しました。
2019年10月3日
本学の情報アーキテクチャ専攻のプロジェクトと、創造技術専攻のプロジェクトが、2019年9月6日に早稲田大学で開催された第37回日本ロボット学会学術講演会の「RSNPを活用したロボットサービスコンテスト」(主催:ロボットサービスイニシアティブ(RSi)、共催:日本ロボット学会、計測自動制御学会SI部門)で優秀賞と奨励賞を受賞いたしました。
このコンテストは、長年ロボット業界、ソフトウェア業界および大学等の学術研究機関で開発が進められてきたRSNP(Robot Service Network Protocol)を活用したコンテストです。RSNPとは、様々なロボットが簡単、効率的にインターネット上のサービスへ接続可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で、「通信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供しています。インターネットとロボットの融合は新しい分野であり、インターネットを用いたロボットサービスは、今後、新しいビジネスの形として期待されています。このコンテストを通して、魅力あるロボットサービスの提供、知識・経験の集積、ロボット業界・ソフトウェア業界の相互発展、国際競争力の強化を目指しています。受賞したプロジェクトは以下の通りです。
(1)優秀賞(日本ロボット学会 ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会賞)
【題名】乳幼児の安全確保と保育士の労働負担軽減
【内容】安価で設置が可能な単眼カメラ映像から AIにより姿勢推定を行い課題解決を提案。プロトタイプ提示を行なった。
情報アーキテクチャ専攻 成田研究室 PBLプロジェクト
(2)奨励賞
【題名】ライフログから心身の状態を可視化するロボット
【内容】ユーザから見た「自分」と共感する存在としてのパートナーロボットのコンセプト提案。プロトタイプ提示を行なった。
創造技術専攻 内山研究室 PBLプロジェクト