TV番組「夢の鍵」に本学 金箱淳一助教がディレクターとして関わる「デジリハ」が特集されました
2018年10月1日
去る9月29日(土)、BS-TBSのTV番組「夢の鍵」にて、本学創造技術専攻の金箱淳一助教がディレクターとして関わるDigital Interactive Rehabilitation System(通称:デジリハ)の特集が放送されました。
「デジリハ」は医療福祉エンターテイメントを掲げるNPO法人 Ubdobeが中心となって発足したプロジェクトです。日本にはリハビリテーションを必要とする子どもたちが約25万人いると見られていますが、リハビリの単調な動作に飽きてしまったり、痛みを伴う事による恐怖などで、喜んでリハビリを行う子どもは少ない状況です。デジリハはインタラクティブアート(インタラクションデザイン)をリハビリに応用することで、子どもたちが楽しんでリハビリを継続できる環境を提供することを目的としています。
デジリハのチームは理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、小児科医などの医療従事者や、サウンドデザイナ、グラフィックデザイナ、エンジニアを中心とした多様なメンバで構成されており、実効性の高いリハビリを開発できることが特色です。デジリハでは、アプリケーションを開発する子どもプログラマを育成したり、リハビリ参加者の意見をアプリケーションに活かす子ども会議などを通して、「心のバリアフリー」を推進しています。本プロジェクトは、日本財団ソーシャルイノベーター支援制度2017で優秀賞を受賞しており、現在は様々な医療機関と共同で開発を行なっています。
金箱助教は過去に従事していた玩具会社における製品開発の経験と、自身の専門領域であるインタラクションデザインの知見を基に、子どもが夢中になれるコンテンツ制作のアドバイスを行なっています。
BS TBS『夢の鍵』
放送日時:2018年9月29日(土)17:30-18:00
本件に関する問い合わせは下記よりお願いいたします。
kanebako-j@aiit.ac.jp