品川区と産業技術大学院大学との連携・協力に関する包括協定を締結しました
2018年8月24日
平成30年8月23日、産業技術大学院大学と品川区は、連携・協力に関する包括協定を締結しました。
産業技術大学院大学と品川区は、これまでも区内のものづくり系企業の技術力、創造力等の向上を図るためのセミナーや区民向け生涯学習の講座等で連携・協力を深めて参りましたが、この協定により、産業振興、教育・文化、保健・医療、福祉、防災およびまちづくりの政策等で包括的な連携を約し、品川区における地域社会の課題解決および産業技術大学院大学の教育・研究機能の向上を図り、もって地域社会の発展に寄与することを目指します。
なお、調印式は、品川区役所で執り行われ、品川区の濱野区長と産業技術大学院大学の川田学長が協定書に調印を行いました。
調印後、濱野区長から「区では五反田・大崎に集積する情報通信業向けの支援を強化しており、新たな情報通信技術の活用は、品川区における地域社会の課題解決等にもつながることから、今後、当分野においても積極的に協力・連携させていただければと考えている」と述べ、同大学の川田学長は「五反田・大崎エリアへの情報通信業の集積は、第4次産業革命が社会を根底から変えようとするこの時代にあって、同地域を含む品川区の産業振興における変革力の象徴のひとつであり、ITとデザインエンジニアリングで時代を変えようとする本学としても可能な限り協力・連携を進めていこうと考えている」と挨拶しました。
また、調印式後には、濱野区長、川田学長をはじめ、両者の関係者等も加わり、今後の連携・協力について活発な意見交換が行われました。