本学プロジェクトと研究チームが「RSNPを利用したロボットサービスコンテスト」で最優秀賞を受賞しました
2016年9月14日
本学の情報アーキテクチャ専攻のプロジェクトと、創造技術専攻の研究チームが、2016年9月7日に山形大学キャンパスで開催された第34回日本ロボット学会学術講演会にて「ロボットサービスイニシアティブ」主催、日本ロボット学会、計測自動制御学会SI部門共催の「RSNPを利用したロボットサービスコンテスト」で最優秀賞を受賞いたしました。
このコンテストは、長年ロボット業界、ソフトウェア業界および大学等の学術研究機関で開発が進められてきたRSNP(Robot Service Network Protocol)を活用したコンテストです。RSNPとは、様々なロボットが簡単、効率的にインターネット上のサービスへ接続可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で、「通信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供しています。インターネットとロボットの融合は新しい分野であり、インターネットを用いたロボットサービスは、今後、新しいビジネスの形として期待されています。このコンテストを通して、魅力あるロボットサービスの提供、知識・経験の集積、ロボット業界・ソフトウェア業界の相互発展、国際競争力の強化を目指します。受賞したプロジェクトは以下の通りです。
(1) 最優秀賞 RSI賞(サービス/API部門)
題名:スマートデバイスとサービスロボットの連携によるマーケティングプラットフォーム構築の拡張
内容:2015年からの展示会での運用にもとづくアンケートロボットの改善ー多国語化、スマートフォンの利用
情報アーキテクチャ専攻 成田研究室 PBLプロジェクト
(2) 最優秀賞 RSI賞(コンセプト部門)
題名:気象コントロールロボット エンターテイメントロボットのコンセプト提案
内容:気象情報とロボットを連携させ、エンターテイメント性 をもったインテリアのコンセプトを提案する。
創造技術専攻・内山研究室・ロボット研究チーム。2件発表し、1件受賞。