本学プロジェクトと在学生の提案が「RSNPを利用したロボットサービスコンテスト」で受賞しました!
2015年9月14日
本学の情報アーキテクチャ専攻のプロジェクトと在学生の提案が、2015年9月5日に東京電機大学キャンパスで開催された第33回日本ロボット学会学術講演会にて「ロボットサービスイニシアティブ」主催、日本ロボット学会、計測自動制御学会SI部門、ロボットビジネス協議会共催の「RSNP*を利用したロボットサービスコンテスト」で、2つの賞を受賞いたしました。
インターネットとロボットの融合は新しい分野であり、インターネットを用いたロボットサービスは、新しいビジネスの形として期待されています。そこで、長年ロボット業界、ソフトウェア業界および大学等の学術研究機関で開発が進められてきたRSNP(Robot Service Network Protocol)を活用したコンテストが開催されることとなりました。RSNPは、様々なロボットが簡単、効率的にインターネット上のサービスへ接続可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で、「通信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供しています。
このコンテストを通して、魅力あるロボットサービスの提供、知識/経験の集積、ロボット業界/ソフトウェア業界の相互発展、国際競争力の強化を目指すこととされています。
受賞したプロジェクトと在学生の提案は以下の通りです。(敬称略)
(1) 優秀賞 日本ロボット学会ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会賞
サービスロボットとスマートデバイスの連携によるマーケティングプラットフォーム構築の試み : 中川大助、阿久津裕、古田直人、安田公和、高橋恭裕、渡瀬満夫
(2) コンセプト部門賞
RSNPを利用した資産運用ポータル基盤の提案 : 矢田部小百合
*RSiは、富士通、安川電機など大手ロボット開発会社や日本気象協会コンテンツ提供会社などが組織するロボットサービスのための業界団体です。
また、このコンテストはNED、APEN等も協賛しています。