
社会人向け大学院への進学は難易度が高い? 入試の特徴を解説
「仕事をしながら大学院に通えるのか不安」「社会人が大学院入試に合格するのは難しいのでは?」キャリアアップを目指して大学院進学を考えているものの、仕事との両立や入...

「社会人でも大学院に通うための奨学金は申請できるの?」
「社会人でも申請できる奨学金の種類ってどんなものがあるの?」
などと気になる方も多いでしょう。
社会人として働きながら、あるいは一度社会に出てから大学院への進学を考えている方にとって、学費の問題は大きな壁となります。しかし、社会人でも利用できる奨学金制度は数多く存在しており、経済的な負担を軽減しながら学びを深められる可能性があるので、確認することが大切です。
この記事を読むことで、自分に合った奨学金制度を見つけ、具体的な進学計画を立てられるようになります。
なお、東京都立産業技術大学院大学(AIIT)では、さまざまな奨学金制度や授業料減免・分納制度を利用し、社会人の方が少ない負担で学びを深められる環境を提供しています。
詳しくは以下のサイトで最新の情報をご確認ください。
社会人が大学院に進学する際、大きな課題の一つとしてあげられるのが学費です。
まず、主要な大学院の入学金と年間授業料を確認しておきましょう。
| 大学院名 | 入学金 | 年間授業料 | 2年間の総額 |
| 国立大学大学院※ | 約28万円 | 約54万円 | 約136万円 |
| 私立大学大学院博士前期課程(修士課程を含む) | 約20万円 | 約80万円 | 約180万円 |
(※国公立大学院のデータについては標準額となります。参考:国立大学等の授業料その他の費用に関する省令)
参考:令和5年度私立大学大学院入学者に係る初年度学生納付金等平均額(定員1人当たり)
上記の表からわかる通り、大学院の学費は2年間で最低でも130万円以上、私立では180万円を超えるケースもあります。加えて、生活費も考慮する必要があり、経済的な準備が欠かせません。
そこで、社会人であっても奨学金制度を活用することがおすすめです。社会人向けに特化した給付型の奨学金や、返済負担を軽減する制度も存在しています。国が実施している奨学金だけでなく、民間財団や大学独自の支援制度も充実しており、選択肢は豊富です。
比較として以下にAIITの学費と奨学金の例を紹介します。東京都の運営する公立大学のため学費が比較的リーズナブルであり、さらに教育訓練給付制度や独自の奨学金制度も用意されています。経済的負担を抑えながら専門的な学びを得られる環境が整っているのが特徴です。
【東京都立産業技術大学院大学の学費と奨学金例】※2025年11月現在
| 入学金 | 282,000円 (東京都民は141,000円) |
| 授業料 | 年額 520,800円 |
| 奨学金 | 東京都立産業技術大学院大学 教育研究支援奨学金:26万円の給付 キャリアアップ応援奨学金:入学料・授業料の貸与 さわやか信用金庫就学奨励金:141,000円の給付 など |
詳しくは、以下のページで最新の情報をご確認ください。
>>東京都立産業技術大学院大学 入学料・授業料
>>東京都立産業技術大学院大学 奨学金、授業料減免・分納
社会人が大学院で利用できる奨学金制度を紹介します。給付型・貸与型・外国人留学生向けなど、多様な制度がありますので、自分の状況に合ったものを選びましょう。
なお、今回紹介している奨学金は、2025年11月時点のものです。時期によっては要項が変更されている可能性があるため、都度最新の情報をご確認ください。
東京都立産業技術大学院大学 教育研究支援奨学金は、成績が特に優秀な学生や、学内外で顕著な業績を上げた学生を表彰し、支援する給付型の奨学金です。
対象者
給付額 一律26万円
学業や研究活動に真摯に取り組むことで、給付対象となる可能性があります。なお、制度は必ず最新情報を公式サイトで確認してください。
さわやか信用金庫就学奨励金は、結婚・出産・育児・介護などを理由に離職や休職した方が、キャリアを再開するために大学院で学ぶ際に給付される奨学金です。
対象者
給付額 14万1,000円(一括給付)
キャリアのブランクを乗り越えて再スタートを切りたい方にとって、貴重な支援制度です。
キャリアアップ応援奨学金は、東京都立産業技術大学院大学が独自に提供する貸与型の奨学金です。社会人の学び直しやキャリアアップを支援するために設けられています。
対象者
給付額 10万円から500万円
3月と9月にそれぞれ募集が行われます。社会人として働きながら学ぶ方にとって、学費負担を大きく軽減できる制度です。なお、制度は年度によって変更されるため、必ず最新情報を公式サイトで確認してください。
日本学生支援機構(JASSO)は、大学院生向けにも複数の奨学金制度を提供しています。社会人として進学する場合でも申請が可能です。
第一種奨学金は、無利子で借りられる貸与型の奨学金です。返済時に利息がかからないため、経済的負担を抑えられます。
対象者
貸与月額
第二種奨学金は、利息付きの貸与型奨学金です。第一種よりも貸与額の選択肢が広く、収入基準も緩やかなため、多くの方が利用できます。
対象者
貸与月額 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円から選択可能
入学時の初期費用を補うための制度です。第一種または第二種奨学金と併せて利用できます。
対象者
貸与額 10万円、20万円、30万円、40万円、50万円から選択
入学金や初年度の教材費など、まとまった費用が必要な場合に活用できます。
三菱UFJ信託奨学財団は、将来的に社会貢献が期待できる優秀な学生を支援する給付型の奨学金制度です。返済義務がないため、経済的な負担を大きく軽減できます。
対象者
給付額 月額7万円(年間84万円)
花王佑啓奨学金は、花王グループの社会貢献活動の一環として、経済的に困難な状況にある学生を支援する無利子貸与型の奨学金です。
対象者
給付額 月額5万円(年間60万円)または月額10万円(年間120万円)
花王女性研究者育成奨学金は、理系分野で研究を続ける女性を支援するための給付型奨学金です。女性研究者のキャリア形成を後押しする制度として注目されています。
対象者
給付額 年間40万円(3ヶ月ごとに支給)
北野生涯教育振興会の科目等履修生奨学金は、社会人の学び直しを支援する給付型の奨学金です。正規の大学院生だけでなく、科目等履修生として学ぶ方も対象となる点が特徴です。
対象者
給付額 年額20万円
文部科学省が提供する国費外国人留学生制度は、外国籍の方が日本の大学院で学ぶための給付型奨学金です。学費が全額免除される上、生活費も支給されます。
対象者
給付内容
文部科学省が提供する(窓口はJASSO)外国人留学生学習奨励費は、私費で来日した外国人留学生を支援する給付型の奨学金です。
対象者
給付額 月額4万8,000円
給付期間 1年間(再申請可能)
私費留学生にとって、生活費の負担を軽減できる貴重な制度です。
平和中島財団は、アジア・太平洋地域からの外国人留学生を支援する給付型奨学金を提供しています。
対象者
給付額 月額10万円
東京都立大学国際センター・国際課によるthe Tokyo u-club 奨励金は、東京都内の大学に在籍する外国人留学生を支援する給付型の奨学金です。
対象者
給付額 年額5万円
東京都内で学ぶ外国人留学生にとって、生活費の支えとなる制度です。
韓国教育財団は、日本の大学院で学ぶ韓国人留学生を支援する給付型奨学金を提供しています。
対象者
給付額 年間100万円
韓国籍の方が日本で学ぶ際の経済的負担を軽減できます。
教育一般貸付は、日本政策金融公庫が提供する公的な教育ローンです。厳密には奨学金ではありませんが、大学院の学費や生活費に充てられる低金利の融資制度です。
対象者
融資限度額 学生1人につき350万円まで(海外留学資金の場合は450万円まで)
金利 年3.15%(固定金利、2025年10月時点)
民間の教育ローンよりも低金利で、返済条件も柔軟です。奨学金と併用できるため、不足分を補う手段として活用できます。
民間の金融機関が提供する教育ローンも、大学院の学費や生活費に利用できます。日本政策金融公庫の教育一般貸付よりも審査が柔軟な場合があり、急ぎで資金が必要な場合にも対応可能です。
主な提供機関
申請方法 各金融機関の窓口、またはインターネットから申し込みます。
金利は日本政策金融公庫よりも高めですが、審査が比較的柔軟で、融資スピードが速い点がメリットです。ただし、返済負担をしっかりシミュレーションした上で利用しましょう。
外国人留学生が利用できる民間の教育ローンは限られていますが、以下のような選択肢があります。
主な提供機関と特徴
申請条件
外国人留学生向けの民間ローンは審査が厳しく、連帯保証人が必要なケースが多いです。利用を検討する場合は、早めに金融機関に相談してください。
以下は、紹介した奨学金制度をまとめた一覧表です。自分の状況に合った制度を見つける参考にしてください。
| 奨学金名 | 種類 | 対象者 | 金額 |
| 東京都立産業技術大学院大学教育研究支援奨学金 | 給付型 | 成績優秀者 | 年額26万円 |
| さわやか信用金庫就学奨励金 | 給付型 | 東京都立産業技術大学院大学のキャリア再開入試合格者 | 一括14万1,000円 |
| キャリアアップ応援奨学金 | 貸与型(有利子) | 東京都立産業技術大学院大学在学生(社会人) | 一括10〜500万円 |
| JASSO第一種奨学金 | 貸与型(無利子) | 大学院生 | 月額5万円~12万2,000円 |
| JASSO第二種奨学金 | 貸与型(有利子) | 大学院生 | 月額5万円~15万円 |
| 三菱UFJ信託奨学財団 | 給付型 | 修士課程学生 | 月額7万円 |
| 花王佑啓奨学金 | 貸与型(無利子) | 芸術または科学分野の修士課程学生 | 月額5万・10万円 |
| 花王女性研究者育成奨学金 | 給付型 | 理系女性博士課程学生 | 年額40万円 |
| 北野生涯教育振興会 | 給付型 | 科目等履修生として学ぶ社会人 | 年額20万円 |
| 国費外国人留学生 | 給付型 | 外国籍大学院生 | 月額14万4,000円~ |
| 外国人留学生学習奨励費 | 給付型 | 私費外国人留学生 | 月額4万8,000円 |
| 平和中島財団 | 給付型 | アジア太平洋地域出身の外国人留学生 | 月額10万円 |
| 教育一般貸付 | 融資 | 大学院生の保護者 | 最大350万円 |
※2025年11月現在
給付型の奨学金は返済不要ですが、競争率が高く、成績や経済状況などの審査があります。貸与型や融資制度は比較的利用しやすいですが、返済計画をしっかり立てる必要があります。複数の制度を組み合わせて利用するのも有効な方法です。
東京都立産業技術大学院大学では、厚生労働省が実施する「教育訓練給付制度」の対象講座を開講しています。この制度を利用すれば、学費の一部が給付金として支給され、経済的負担を軽減できます。
>>東京都立産業技術大学院大学の教育訓練給付制度の詳細はこちら
教育訓練給付制度には「専門実践教育訓練給付金」と「一般教育訓練給付金」の2種類があり、コースによって対象となる制度が異なります。また、制度については必ず最新情報を公式サイトで確認してください。
雇用保険の加入期間など一定の条件を満たした方を対象として、受講者本人が指定教育訓練実施者に対して支払った教育訓練経費(入学料・授業料)の50%に相当する額(1年あたりの上限40万円)が支給される制度です。
また、修士(専門職)を取得し、かつ修了した日から1年以内に被保険者として雇用された、または雇用されている場合には、さらに20%(年間上限16万円)が追加支給されます。加えて、令和6年10月1日以降に受講を開始する方については、訓練終了後の賃金が受講開始前の賃金と比較して5%以上上昇した場合は、教育訓練経費の10%(年間上限8万円)が追加支給されます。
情報アーキテクチャコース
創造技術コース
| 区分 | 給付額 |
| 訓練修了時 | 学費の50%(年間上限40万円) |
| 学位取得かつ就職達成時 | 学費の追加20%(合計70%、上限年間56万円) |
給付条件
給付条件は、厚生労働省のホームページで最新の情報を確認してください。
雇用保険の加入期間など一定の条件を満たした方が指定講座を修了された場合に、受講者本人が指定教育訓練実施者に対して支払った教育訓練経費(入学料・授業料)の20%(上限10万円)が支給される制度です。
事業設計工学コース
| 区分 | 給付額 |
| 訓練修了時 | 学費の20%(上限10万円) |
給付条件
給付条件は、厚生労働省のホームページで最新の情報を確認してください。
社会人が大学院に進学する際、奨学金や給付金制度を上手に活用すれば、経済的な不安を大きく軽減できます。給付型の奨学金は返済不要ですが、競争率が高いため貸与型や教育ローンとの併用も検討しましょう。
特にAIITのように、リーズナブルな学費に加えて独自の奨学金や教育訓練給付制度が充実している大学院を選べば、経済的負担を最小限に抑えながらキャリアアップを実現できます。
興味のある方は、東京都立産業技術大学院大学への入学を検討してみてください。
なお、制度やカリキュラムは必ず最新情報を公式サイトで確認してください。

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