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第28回 AIITフォーラム【Web講演会】
若者のメンタルヘルス:学校でのメンタルヘルスリテラシーから、アスリートとの協働で進めるメンタルヘルス啓発まで

2025年6月16日

第28回AIITフォーラムでは「若者のメンタルヘルス:学校でのメンタルヘルスリテラシーから、アスリートとの協働で進めるメンタルヘルス啓発まで」と題して、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 研究員 小塩 靖崇 氏にお話しいただきます。

概要

講師からのメッセージ

思春期(12〜25歳)は、心身の発達が著しく進むと同時に、こころの不調や精神疾患を含むメンタルヘルス上の課題への脆弱性が高まる重要な時期です。学校教育やスポーツ環境は、単に学力や競技力を育む場にとどまらず、メンタルヘルスケア行動を促進する上で重要な役割を果たします。

これまで国内外で取り組んできたメンタルヘルス研究と実践から得られた知見をもとに、本講演では、メンタルヘルスリテラシーの向上が子ども・若者の健康と幸福にどのように寄与するかを考察し、教育現場やスポーツ界における具体的な実践モデルを提案します。より健康で持続可能な社会の構築を目指し、ともに課題に取り組んでいきましょう。

講師略歴

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小塩 靖崇(おじお やすたか)
1987年、岐阜県生まれ。三重大学医学部看護学科を卒業。病院での臨床を経た後、東京大学大学院教育学研究科にて博士号(教育学)を取得。健康教育学が専門。2017年から国立精神・神経医療研究センターにて、若者のメンタルヘルス教育と研究に従事。学校やスポーツでのメンタルヘルス教育プログラムの開発や学校教員向けの教科書執筆に携わっている。アスリートとの協働で進めるメンタルヘルス啓発プロジェクト(よわいはつよいプロジェクト)について研究の観点から関わっている。

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