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2018.07.12西日本新聞経済電子版に本学 金箱淳一助教によるコンサート演出デバイスに関する記事が掲載されました。

 去る6月末日産業技術大学院大学助教 金箱淳一は、福岡市科学館と協力して「⾳楽を聴きながら星を描こう」を開催しました。
 この企画は、拍手で光る玩具Clap Light(クラップライト)を全参加者に配り、音楽ライブ中の光の軌跡を撮影し、自分自身で作った星の軌跡をプラネタリウムに投映する参加型の企画です。子どもから大人まで幅広い年齢層が同時に体験でき、参加者はライブ音楽で楽しみながら、拍手によって自分の星のをつくることができる点に特徴があります。参加者が自分自身のエネルギーで創り出した星を鑑賞することで、星を身近に感じ、その先にある宇宙や天体への好奇心を掻き立て、創造力を身につけるきっかけとなることを目指しました。
 従来のプラネタリウムコンテンツは、時間に応じて決まった内容が上映されることが多く、来場者が上映コンテンツに働きかける機会は殆どありませんでした。それに対し金箱らはクラップライトを用いることで、来場者が主体的にプラネタリウムのコンテンツを制作することに成功しました。制作されたカメラ画像は、天の川に見立てられ、ライブ終盤に上映された際は来場者から多くの歓声と感嘆の声が沸き起こりました。
 また、クラップライトから発せられた光は、プラネタリウムという暗い環境で歌うミュージシャンにも届き、非言語でのコミュニケーションが生まれたことにも大きな価値があります。これは金箱が実践している研究『障害の有無にかかわらず、共に音楽を楽しむためのインタフェース「共遊楽器(造語)」』の一環として、クラップライトによって聴覚に障害がある方も「音を視て」楽しめる可能性を示しています。
 イベントの様子は、下記新聞記事のほか7月4日にFBS福岡放送の「バリはやッ!ZIP!」で特集が組まれ、クラップライトで楽しむライブの様子が放送されました。

「⾳楽を聴きながら星を描こう」
 ・主催 福岡市科学館
 ・企画 コニカミノルタプラネタリウム株式会社
 ・企画設計・装置開発 金箱淳一(本学助教)
 ・企画設計・演出 松本祐典

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