English

講義内容紹介

2020年4月に行われた本学研究科再編前の情報を表示しています。(2021年度廃止予定)

創造技術基礎科目群

グローバルコミュニケーション特論 前田 充浩

 本講義は、受講者がこれから世界を舞台にビジネスで活躍していくために必要な能力について、第1に、世界が変化していく方向性に関する適切な理解、第2にディベート能力、すなわち議論で「勝つ」能力を付与することを目的とするものである。第1の内容について。世界は目下、大変な激動の只中にあり、今後の展望を正確に見通せる人は少ない。このような激動期には、将来に関する正しい見通しを持った人間が、ビジネスにおいても圧倒的に勝利する。それでは、将来をどのように見通すのか。本講義では、ヨコ(共時的)とタテ(通時的)の軸によって捉えていく。
ヨコ、とは、国際関係である。シラバス執筆時(2018年12月)では、トランプの言動、特に米中貿易戦争によって、所謂国際関係論のリアリズムの見解(国際社会には政府も警察もいないので、全ての大国は、自分の国さえよければ他の国はどうでもよい、できれば悲惨な状態になってほしい、と考え、日々ライバル国を陥れる権謀術数を展開している、と考えるもの。)が注目されてきている。世界はこれからどうなるのか。この問題を、主として世界システム論、グローバリゼーション論によって捉えていく。
タテ、とは、AI、ビッグデータ、ブロックチェイン、ロボティクス等に代表される ITの発達等による世界の時代の変化である。この変化を捉えるため、情報社会学の近代化論を講義する。

人間中心デザイン特論 池本 浩幸

 人間中心デザインは、使う人にとって魅力的で使いやすい製品・サービスをデザインするために不可欠な方法論である。ICTの発展で人、モノ、サービスがデジタルでつながるようになり、既存ビジネスを創造的に破壊するような新しいサービスビジネスが短期間のうちに次々と登場している。顧客はサービスに高いレベルの体験価値を期待するようになっており、個々の顧客の多様性を重視して、いかにその文脈に沿うかがビジネスの成否を左右するようになってきた。
 本講義では、人間中心デザインのプロセス・手法を基本としながら、サービスデザインやユーザーエクスペリエンス(UX:User eXperience)デザインの考え方と代表的なツールを学ぶ。人間中心デザインの基本を学習した後、革新的な価値を探索するビジョン構想、行動観察などの共感的カスタマリサーチ、顧客の体験価値を最大化するためのUXデザインの各種手法を修得する。また、製品がユーザにとって使いやすいものであるかを評価するためのユーザビリティ評価法を修得する。

デザインマネジメント特論 海老澤 伸樹

 近年、デザインの概念や手法論は様々な分野への拡大が著しい。しかし、デザインという言葉自体の定義も含めて、その解釈は様々であるように見受けられる。本講義は、特にインダストリアルデザイン分野を中心として、デザインの意味やそのマネジメントを大きく二つの視点から考察するものである。一つは良いデザイン、すなわち魅力的なデザインや売れるデザインを生み出し保証する開発プロセスや戦略、またその為の資源としての組織・人材というような狭義のデザインマネジメントである。二つ目は商品の企画から最終的に製品がユーザーに使用されて生まれるUX までを一貫してコントロールすることをデザインマネジメントとして考え、デザインをブランド構築やコーポレートアイデンティティ構築にかかわる重要な経営資源としてどう活かしていくかというような広義のデザインマネジメントの視点である。
 それぞれに多くの事例を研究学習し、デザインマネジメントに関する基本的な知識と考え方を身に付けることで、デザイナーやデザイン部門のマネジメントを推進していくための能力と思考方法を獲得することを目指す。

インテリジェントシステム特論 林 久志

 インテリジェントシステムを実装上ためのコアとなる技術として、人工知能(AI)が注目されている。特に実世界で動作するインテリジェントシステム(≒エージェント≒AI)の知能は、「認識」、「思考」、「行動」に3つに分けることができる。本講義では、これらの3 つの知能のうち最も基礎的であり、かつ、中核にある「思考」に関連するトピックを紹介する。特に、現在の状況をセンサなどで認識した後に、どのように行動したらよいのか考えるための「推論」や、ネットワークで接続された複数のインテリジェントシステム(≒エージェント)間の「協調」に関するトピックを紹介する。

技術経営科目群

イノベーション戦略特論 吉田 敏

 イノベーションは、非連続性に基づいた経済の発展を表す一つの現象であり、技術の変化、市場の変化、組織の変化など様々なものに根ざす可能性を持っている。近年、国内の個々の企業において、今までの経営路線に行き詰まり、閉塞感が語られている感があるが、その反面、このイノベーションの可能性について期待感がある傾向が認められる。
 ここでは、イノベーションを支える構造とプロセスや、技術環境や市場環境におけるイノベーションの制約要因などを、実際の事例を参照しながら理解していくものである。

技術経営戦略特別演習 吉田 敏廣瀬 雄大

 本演習は、国内を主要な対象としながら、製品構成やデザイン、サービス構成、ソリューソンなどを創るつくり手が、どのような設計思想で創っているのかを理解することから始まる。
つくり手の設計思想は、本来、つくり手自身が一番理解していなければならないもののはずである。しかし、自分の考え方やモノの創り方の特徴を説明できる人はどれだけいるであろうか。本演習では、自分や自分の組織、そして一般的な国内外の組織の設計思想を議論し、創る対象に優位性のある考え方も、グループワークを通して理解していくものである。

技術経営特論 吉田 敏

 日本は資源立国で無いため、何らかの製品を創り上げ、それを経済の基盤としていく必要がある。高度経済成長期前後を経て、日本は世界に誇るだけの様々な分野の技術力を持つようになった。しかし、近年、各産業で業績や将来の方向性に対して閉塞感が広がっている。この講義では、技術的な基盤を持ちつつ、実際に社会の中で製品やサービスを創っていく上で必要なマネジメントの領域を解説していく。特に、これまでに成功を収めてきた製品やサービスに関する企業や組織の活動に着目しながら、成功する開発行為のマネジメントや、産業や製品の特性による必要な知識をできるだけ系統立てて説明していくものである。

プロダクト・イノベーション科目群

設計工学特論 池本 浩幸田部井 賢一

 製品設計においては、常に留意すべき着目点がある。また、設計を効率的に間違いなく進めるために、それぞれの設計ステージで発生する課題に対処する具体的な手法も有効である。これら着眼点とプロセス手法の観点から、良い設計をするための方法論を示す。
本講義では、設計するうえで根本となる概念について解説し、続いて具体的な手順すなわち技法や手法に落とし込む形で説明することを方針とする。毎回の授業では、授業内容に該当する問題解決手法を少なくとも一つ示し、その手法について簡単な演習を実施する。演習を通じて設計プロセスで生ずる問題の特徴や、システマティックな解決のあり方を説明する。

プロトタイピング工学特論 近藤 嘉男、内山 純

 創造技術におけるプロトタイピングは計画されたプロダクトの持つ性質を早期に表現する手法及びその過程であり、機能だけでなく感性的なものまで含まれる。
本講義では、"ものづくりアーキテクト"として求められるプロトタイピングの知識とその運用力を習得する。講義とチーム、個人ワークを組み合わせて学び、3DCADスキルの修得、ラピッドプロトタイピングの活用を通してイノベーティブなアイデアや商品・サービス創出におけるプロトタイピングの有効性について理解する。

システムインテグレーション特論 橋本 洋志

 創造技術でいうシステムインテグレーション(SI;System Integration)とは、プロダクト分野のものを主に対象としており、要素技術が賢く組み合わせられ、構築された高機能な大規模システムまたは複雑システムをいう。したがって、本授業では、SIの実際例と特徴、各種要素技術の特徴、SIの問題点、分析方法を学ぶことにより、日本が得意とするところのSIの設計に関する素養を涵養することを目的とする。

サービス工学特論 橋本 洋志

 日本の基幹産業となったサービス産業を国際標準にすべく、その要素技術、設計論、運用方法などをサービス工学の観点から学ぶ。この際、サービス価値評価の重要な尺度である人間の満足度の測り方(生理学的計測、心理学的計測)についても学ぶ。本講義では、様々な実例をとおして、サービス工学としての設計、分析、及び人間計測などの知識と活用スキルを体系的に修得する。

品質工学特論 越水 重臣

 本講義では、品質工学の中核的手法である「パラメータ設計法」「機能性評価」「MTシステム」について学習する。パラメータ設計は、開発者の名前をとって「タグチメソッド」と呼ばれたり、その目的から「ロバストデザインメソッド」と呼ばれたりもする。その内容は、市場での品質トラブルを未然防⽌するための設計手法である。機能性評価は、品質ではなく機能を評価するための手法であり、開発設計を効率化することを目的とする。そして、MT(マハラノビス・タグチ)システムは比較的新しい手法で、予測や診断、判別のためのパターン認識の手法であり、現在、様々な分野に応用が進んでいる。

信頼性工学特論 越水 重臣

 製品や設備が与えられた使用環境や使用法で、決められた期間にわたり要求された機能を果たすかといった信頼性はリライアビリティと呼ばれ狭義の信頼性を指す。機能性だけではなく安全性も損なわないというのが広義の信頼性である。最近では製品の安全性に対する顧客や社会の目がますます厳しくなってきており、製品安全の確保は企業にとって最重要の課題である。そこで本講義では、信頼性・安全性工学の基礎を学んだ後、実務に役立つ信頼性と安全性の設計手法を学ぶ。信頼性・安全性は企業のブランド構築に大きく寄与するものである。

創造設計特論 越水 重臣

 製品やサービスの設計は、企画→仕様の決定→概念設計→詳細設計の流れで行われる。本講義では、上流工程である概念設計で使える発想法や思考法を解説する。具体的には、技術コンセプトの創出に役立つTRIZ(創造的問題解決の理論)、複雑なシステムの設計に役立つシステムシンキングといった思考法や発想支援技法を学ぶ。さらに、製品・サービスを普及させるためには、ビジネスモデルも必要となるため、ビジネスモデル構築のためのフレームワークも解説する。個人ワークやグループワークによる演習を通じてその理解を深める。

チーム設計・試作特別演習 池本 浩幸

 製品の設計とプロトタイピングによる検証・評価は一巡のプロセスで済ませることが理想だが、実際には何度か繰り返しながら行うプロセスとなる。プロトタイピングの過程で不測の問題を生じたり、要求項目を変更せざるを得ない場合も生じたりする。このようにダイナミックに変化する状況のなかで、チームとして製品を作り上げる開発・設計を演習する。
この授業はPBL 形式で実施し、提示された一つの課題を対象にチーム設計を進めていく。演習を通して、設計開発プロセスの問題やその解決法を体得する。
【重要】
この科目はチームで製品を試作する PBL 形式の演習授業である。欠席者が出るとチーム活動が成り立たなくなるため、途中で履修をやめる可能性がある場合や、10 回以上の出席が確実でない場合は、履修しないこと。また、チームを決定する第一週(第 1 回、第 2 回)の授業に出席しない場合は他の履修者の迷惑となるため、履修登録をしていても残りの授業に参加できない(履修登録を抹消する)。履修するかどうか迷った場合は、第 1 回授業のオリエンテーションを聞いてから決めてもよい。

インダストリアル・デザイン科目群

プロダクトデザイン特論 内山 純

 本講義では、プロダクトデザイナー、デザインエンジニアに求められるプロダクトデザインの知識とその運用力を修得する。課題の発表から解決手法について、講義とグループ、個人ワークを組み合わせて学び、一連のプロダクトデザインプロセスを理解することによりデザイナーがもつ創造的な問題解決手法が広く企業や社会に活用できることを知る。

価値デザイン特論 國澤 好衛

 デザインの価値は、しばしば非言語(かたちや色といった視覚言語など)の操作(かたちの操作)による美的・感性的形式のありようとして議論されるが、本来的にはデザインされたシステムやプロダクトを通じてユーザーにどのような意味が提示できたかというコミュニケーションや関係性の問題として議論することが重要である。本科目で扱う「価値デザイン」は、このデザインの価値を優先する意味の設計手法である。講義の前半では、「価値デザイン」を理解する前提として、デザインの歴史的解釈や記号的解釈、さらにデザイン思考について学ぶ。
 後半では、デザイン価値に基づく設計手法について、そのプロセスを具体的な事例とともに学ぶとともに、ユーザーに提示すべき意味をいかに非言語操作で表現するかというコミュニケーションや関係性の設計について、イメージボードを用いた手法で実践的に学んでいく。

デザインシステム計画特論 池本 浩幸、平川 淳二

 デザインは視覚を通した第一印象として人々の五感に素早く訴求し、製品に対するこだわりや自己表現など主観的・情緒的な価値を与える。また、デザインの持つ記号性は好意的な認知や心地よい使用体験と結びつくことによって、ブランドや企業のイメージを高める効果がある。
本講義では、人がデザインに感じる印象や価値を定量的なデータとして合理的に収集し、デザインの選好基準やデザインの魅力を高める方法を客観的に分析するデザインリサーチの考え方を体系的に学ぶ。デザインをシステマティックに計画するプロセス、及び経営資源としてのデザインの重要性やデザイン領域の広がりなどデザインを取り巻く環境の変化などにも触れつつ、デザイン開発の現場で利用されている手法を、演習を通して実践的に学ぶ。

コミュニケーションデザイン特論 海老澤 伸樹

 「コミュニケーションデザイン」は近年のデジタル技術の発達とともにその概念が大きく変化し、単純なヴィジュアルデザインから GUI、HMI などからインタラクションデザイン、さらには社会的な共同体との関係性構築まで概念が大きく拡大し、またダイナミックに変化を続けている。
本講義では、この何かを伝えるという「コミュニケーションデザイン」に関わっていく際に必要な基本知識の習得と概念の構築、またコミュニケーションデザインの基本プロセスを学んでいく。特に HMI(Human Machine Interface)におけるインタラクションデザインやさらに社会的な関係性の構築を目指す新概念のコミュニケーション デザインまで豊富な事例の紹介と研究、また実践的なスモールプロジェクトを行うことで開発実務に必要な知識やスキルの習得を目指す。

工業デザイン材料特論 内山 純

 本講義では、プロダクトデザイナー、デザインエンジニアに求められる工業デザイン材料の知識とその運用力を修得する。講義とグループ、個人ワークを組み合わせて学び、材料視点でのプロダクト提案、プロダクトデザイン視点での材料開発提案を試みることで、デザイン価値を見出す手段として工業デザイン材料をとらえる力を身に付ける。

デジタルデザイン実習 村田 桂太

 デジタル技術の進歩が著しい今日のものづくり領域において、デジタルデータによるカタチの操作は、インダストリアル・デザインを専門的な職能とするものだけではなく、ものづくりに携わるすべての人材にとって不可欠なコミュニケーションツールとなりつつある。本実習では、これから異分野として、もの作りやインダストリアル・デザイン領域を学ぼうとする学生を想定し、柔軟で多彩な立体表現を可能とする技能として、3DCADによるモデリングの基礎技能の修得と、デジタルデータを活用したビジュアル表現やデジタルファブリケーションによる出力などの活用方法を学ぶ。

デザイン表現実習 海老澤 伸樹、内山 純、和泉 秀明

 インダストリアル・デザインでは、デザイナーはその試行を 2 次元のスケッチや 3 次元のモデルに可視化・具現化することで、自身のアイデア展開を広げ、チームやクライアントに対し対象物の新たな価値や行為の可能性を提示する。
 このカリキュラムは、1~4Qを通して各Qで開講されるインダストリアル・デザイン特別演習の最初のプログラムであり、デザイナーにとって不可欠な「思考の可視化」の基本となるスキルを実践的に学んでいく。そして、この「思考の可視化」のプロセスを身に付けることで、抽象的な概念と具体的な対象との結びつきや、かたちで考えるというデザイン思考を身体化し、デザインは必ずしも答えが1つではなく多様性が存在するという理解につなげる。
 インダストリアル・デザイン特別演習を継続的に履修しようという学生で、デザインの基本スキルをまだ身に付けていない学生を主対象とし、2Q 以降の「かたちの操作」を行えるスキルの取得を目的に内容を構成している。

造形デザイン特別演習 内山 純、和泉 秀明

 プロダクトデザイナー、デザインエンジニアはその試行を 2 次元のスケッチや 3 次元のモデルに可視化・具現化することで、ユーザーに対し対象物の新たな価値や行為の可能性を提示する。
基本的なプロダクトデザインの知識、スキルを有することを前提とし、具体的なプロダクトのデザイン提案を行ことにより、「かたちの操作」、「コンセプトの可視化」の能力を高める。

プロダクトデザイン特別演習 國澤 好衛、村田 桂太

 インダストリアル・デザインは、民生機器、産業機器、公共機器などの広範な工業製品とそのシステムを対象に、エルゴノミクスやエコロジーなどの機能的な視点と文化的あるいは記号的な視点を融合して、エレガントな設計解(デザイン)を導き出す手法である。
 それは、変わりやすさ(variability)を探索するプロセス(あるべき姿に近づくための実行可能なオプションを見つけること)を通じて、未だ存在しない人工物、製品、慣行を計画、設計するものである。
 そこで、この演習では身近なプロダクトを対象に、デザイン開発の基本ステップを体験し、ものづくりの基本スキルを修得する。

トランスポーテーションデザイン特別演習 海老澤 伸樹、村田 桂太

 インダストリアルデザイナーは、創造の過程において自身の思考上にあるデザイン対象物のアイデアを2次元(スケッチ)又は3次元上(モデル)に表現することでアイデアやコンセプト思考の展開と精度の向上、またその伝達を行う。さらには「かたちを操作」することで対象のコンセプトや情緒的価値、行為の可能性などを表現する。本演習は、工業デザインの中でもより様々な要素が複雑に絡み合うトランスポーテーション分野を取り上げて、近未来のスモールモビリティをテーマとして、コンセプト展開からその構築、及びデザインアイデア開発〜パッケージングからモデルまでの一連のプロセスを演習形式で実施する。この演習を通して実践的なデザイン開発のプロセスを理解し、デザイン展開とコンセプト構築の技術と思考方法及びデザイン開発プロセスを習得する。

デジタル技術科目群

組込みシステム特論 村越 英樹

 組込みシステムとは、様々な装置に組み込まれ、装置の機能を実現するコンピュータシステムである。そして、これらの装置で動作し、装置の機能を実現するするソフトウェアが組込みソフトウェアである。本講義では、組込みシステムのハードウェアからソフトウェア開発までを網羅的に解説する。

システムモデリング特論 村越 英樹

 組込みシステムやロボットの設計では、プロダクトの形状とともに機能や動作を実現するための制御を実現することが重要である。本講義では、まず組込みシステムの開発プロセスであるV字モデルを紹介する。次に、プロダクトに要求される機能や動作のモデリング手法とモデルを用いたシステム分析・設計を学習する。オブジェクト指向モデリング、機能要求と非機能要求(性能、保守など)の仕様化などの話題を取り上げて解説する。また、ソフトウェア要求仕様書、ソフトウェア・アーキテクチャ設計書の作成演習をグループで行い、理解を深める。

デジタル製品開発特論 井田 貴志

 現在の機械・電気製品の設計開発では、有限要素法(FEM)やマルチボディダイナミクス(MBD)等のCAE(Computer Aided Engineering)と呼ばれる手法を駆使して、製品における物体の変形、熱の伝導、水や空気の流れ、複数部品の機構運動などをコンピュータ上で表現し、その結果をもとに評価・検討を行っている。この講義では、設計開発を行う上で必要な物理現象の基礎を学び、実用的なモデルを用いた演習を通じて、CAEを用いた製品開発のプロセスと評価方法を習得することを目的とする。毎回の演習では、内容に応じたCAEソフトウェアを用いる。

ET(Embedded Technology)特別演習 村越 英樹

 動作や機能を実現する組込み技術は、近年のものづくりにおける価値創造において重要な役割を果たしている。本講義では、ラピッドプロトタイピング用のCUPボード(mbed)を利用して、動作や機能の実現方法を演習形式で学習する。具体的には、各種センサ、モーターやドライバICなどをブレッドボード上で配線し、目的とする動作に適合するようにプログラムの作成を行うことで、組込み技術の基礎を身に付け、ラピッドプロトタイピングのスキルを修得する。

機械学習特論 林 久志

 近年、人工知能(AI)がブームになっているが、そのブームの中心となっている技術は深層学習である。また、深層学習と強化学習を組み合わせたDQN(Deep Q Network)により、多くの反射的なゲームにおいて、AIがプロゲーマ以上の能力を発揮し、その成果が2015年にNatureに掲載されたことは記憶に新しい。その後に登場したAlphaGoでは、深層学習と強化学習だけでなく、さらに探索を組み合わせることにより、AIが囲碁の世界王者に勝利することができた。本講座では、強化学習、ニューラルネットワーク、深層学習、深層強化学習、探索と深層強化学習の組み合わせ方法などを学ぶ。

AIデザイン特論 林 久志

 社会システムをデザインする上で重要なこととしては、社会を構成する各個人にどのようなメリットがあり、各個人あるいは分散配置された各人工知能(AI)あるいは各サービス提供者などが自分の意思で自分のメリットを追求して行動した結果、社会全体としてどのような現象が創発され、どのような影響があるのかを評価する必要がある。従来の社会科学・工学の分野では、このような巨視的な秩序と個人行動との関連性について評価することが難しかったが、コンピュータとAI技術の発展により、ミクロレベルのシミュレーション、モデルの修正、パラメタの最適化を繰り返して、仮説、制度、社会インフラ等を評価し、改良することができるようになってきた。本講義では、これらの技術のうち、特に、文系の社会科学者も利用しているマルチエージェントシミュレーションと、パラメタの最適化技術である進化計算・群知能に注目して、社会システムのモデリング方法の基礎を学ぶ。

データサイエンス特論 橋本 洋志大久保 友幸

 データサイエンスは、「データを科学的に扱う」学問分野である。本講義では、様々なデータの収集、可視化、解析、マイニング、評価、などの手法に関する知識とスキルを学ぶ。この際、統計学、コンピュータ科学、システム工学論、信号処理論などの観点から、データに対して仮説発見、仮設検証が行えるよう、客観的・定量的評価を行うことのできる資質を身に付ける。さらに、データサイエンスの実習を通して、この体系の理解を実践的に学ぶ。

データサイエンス特別演習 田中 多恵子

 データを分析し、分析から得られた結果や知見を活用する「データサイエンス」の実践能力を身につけるためには、統計解析に関する知識だけではなく、1.現状把握に基づき課題を設定するための能力、2.分析を行うツールを使いこなしてデータ分析を推進するための能力、3.データ分析を通じて得られた内容を周囲に伝えるコミュニケーション能力など、さまざまな能力について学び、トレーニングをする必要がある。
 本授業では、現場の問題解決に役立てることにつながるデータの活用方法、データサイエンスについて、事例と演習を通して実践的な知識とスキルを修得する。

イノベーションデザイン特別演習

イノベーションデザイン特別演習1 専攻全教員

 PBL(Project Based Learning)を実施する。
 PBLプロジェクトは1年を通して設計するが、単位は前期、後期に分けて成績をつける。
 イノベーションデザイン特別演習1は前期(1Q、2Q)に実施する。
 内容は、別途配布する「PBLプロジェクト説明書」を参照のこと。

イノベーションデザイン特別演習2 専攻全教員

 PBL(Project Based Learning)を実施する。
 PBLプロジェクトは1年を通して設計するが、単位は前期、後期に分けて成績をつける。
 イノベーションデザイン特別演習2は(3Q、4Q)に実施する。
 内容は、別途配布する「PBLプロジェクト説明書」を参照のこと。

事業アーキテクチャ特別演習b

事業アーキテクチャ特別演習b1 池本 浩幸、國澤 好衛、越水 重臣吉田 敏前田 充浩内山 純林 久志

 1年次では、知識とスキルを修得するが、これだけでは事業開発型の高度専門職人材(事業アーキテクト)として活躍することはできない。実際の業務を成功に導くためには、経験及び業務遂行能力(コンピテンシー)が不可欠ある。当科目では、事業アーキテクト養成の最終段階として、成長領域の現状から問題を特定し、現実の課題に対する問題解決・事業開発のプロジェクトを実行する。実際の業務に近いプロジェクトを体験することで、知識・スキルの活用経験を蓄積し、さらにコンピテンシーを修得するためにPBL(Project Based Learning)型の演習授業を行う。
 各プロジェクトの内容は別途配布する「PBLプロジェクト説明書」を参照のこと。

事業アーキテクチャ特別演習b2 池本 浩幸、國澤 好衛、越水 重臣吉田 敏前田 充浩内山 純林 久志

 1年次では、知識とスキルを修得するが、これだけでは事業開発型の高度専門職人材(事業アーキテクト)として活躍することはできない。実際の業務を成功に導くためには、経験及び業務遂行能力(コンピテンシー)が不可欠ある。当科目では、事業アーキテクト養成の最終段階として、成長領域の現状から問題を特定し、現実の課題に対する問題解決・事業開発のプロジェクトを実行する。実際の業務に近いプロジェクトを体験することで、知識・スキルの活用経験を蓄積し、さらにコンピテンシーを修得するためにPBL(Project Based Learning)型の演習授業を行う。前期のPBL活動での知識・スキル・経験を活かし、次の段階への改善・発展を行う。
 各プロジェクトの内容は別途配布する「PBLプロジェクト説明書」を参照のこと。

事業アーキテクチャ科目群

経営戦略特論 板倉 宏昭三好 祐輔

 経営学・経営戦略論を学ぶうえで、必要と考える考え方を解説し、基本的理解に重点を置く。経営に関する基本概念のうち、市場、組織及び地域を巡る基本的な考え方を中心にまとめる。公判では経済的アプローチを用いて講師の米国ビジネススクールの経験を踏まえて、MBAでの伝統的な考え方と対比しながら、展開するように心がける。事例を取り入れながら客観的に解説し、現実の社会において経営学・経営戦略論が果たす機能を具体的に理解する。

スタートアップ戦略特論 板倉 宏昭三好 祐輔

 起業あるいは新規事業を立ち上げ、成長を遂げていくためのスタートアップの活動を理解する。活動の流れを体系的に理解し、事業計画、資金調達、人材・知財等の資源管理、ブランディング等のマネジメントを学ぶ。
 本講義は一般的な事業戦略や企業経営の用語について簡単に整理して理解したのち、起業に関して外部講師を招待し、起業に関する体験や専門的知識について説明していただく。その後、それぞれの講演内容について講師や学生間で議論する。

マーケティング特論 川名 周

 マーケティング、特に、マーケティング・コミュニケーションとは何かを理解することを目的に講義を進める。適宜、グループワークによるディスカッションやプレゼンテーションを入れることで、マーケティングを「自分ごと」としていく。

リーダーシップ特別講義 嶋津 恵子

 毎回の授業は、講義と実習(拡張版ケーススタディ)の構成を取る。
 近年特に高度成長期以降、日本の産業界では協調性とともにリーダーシップの重要性が説かれ、特にその基本要素として積極性(アグレッシブ)がもてはやされてきた。一方、欧米では、15年ほど前から、アサーティブの重要性が注目され、リーダーシップ力に重要な要素とされている。これは、決して新しい発見ではなく、第二次世界大戦当時から、特に米国海軍でフォロワーシップ力として教育が徹底されてきている。
 この教本は、日本でも防衛大学校で日本の国防の監部候補生らの教育に利用されている。
 本講義では、リーダーシップの基本に立ち返り、フォロワーシップに基づく社会的実用性の高いリーダーシップ力の獲得を目指す。

ITソリューション特論 細田貴明

 ITソリューションとは、主に情報システムを用いて企業が抱えている課題や問題点などを解消することを指す。ビジネスが高度化する中で、企業の抱えている課題は多種多様で複雑化しており、それらの解決に繋がる ITの発展も多岐にわたる。そのため、顧客企業だけでなくサービスプロバイダーたる IT企業においても、課題の解消に対して適切なITソリューションを提供することが難しい状況である。本講義では、このような状況の中で様々なITソリューションが導入され発展が目覚ましいeコマース市場に焦点をあて、ITソリューションがどのようにビジネスを実現しているのかについて事例をもとに議論する。その上で、ITソリューションとして導入が進むことが見込まれるブロックチェーン等のFintech関連技術や消費者の購買行動を誘引する意思決定支援に関する技術について学習し、これらの内容をもとにグループ討議を行う。講義は2コマ連続(90分×2=3時間)で行い、eコマースにおけるITソリューションとビジネスに関する概要・特徴・事例を学んだ後、実際の演習及び議論によって理解が深まるように努める。

コンセプトデザイン特論 廣瀬 雄大

 創出したコンセプトを優れた事業につなげていくためには、事業設計が欠かせない。そのためには、顧客価値やビジネスモデルの理解を深めることや、事業の道筋を示すロードマップを描いて戦略オプションを検討することが重要である。本講義では、コンセプト創出からロードマップ作成における考え方を学び、演習を中心に紹介する。

事業アーキテクチャ特論 嶋津 恵子

 各回の講師と講義テーマ及びその内容は、2019年3月以降更新される場合があることに注意されたい。特に今年度は,初回に産業界の構造変化の解説を行い2回目以降各産業界の動向の詳細を紹介する.また,今年度は,日本文化継承事業と海洋開発の講師を招聘する.掲載シラバスは.順次更新されることに注意されたい.IT・マネジメントの活用、業務効率、課題等を俯瞰的に理解し、事例研究型科目(事業アーキテクチャ研究、事業アーキテクチャ設計)及びPBL型科目(事業アーキテクチャ特別演習)での展開を図る。講義は2コマ連続(90分×2=3時間)で行い、講師による講演と、講演内容に関する担当教員による解説と議論を行い、理解が深まるように努める。

事業アーキテクチャ研究 亀井 省吾

 各分野での既存の事業開発・事業改革の各種事例(ケース)を研究する。各種の事例を理解し、成功あるいは失敗の理由等を調査・議論することで、事業マネジメントを擬似経験する。ビジネス環境の変化はどうか、ステークホルダーは誰か,ビジネスモデルはどうなっているか、ビジネスプロセス等を正しく把握する。ビジネス目標、経営戦略に照らして、現状の仕事のやり方の良さとどのような課題があるかを明確にする。ビジネスの理解をオーディエンスに誰にでもわかるように説明する。与えられた事例に対して、チームで検討し、結果をプレゼンテーションする。3つの事例を対象にする。1チームは3名〜4名で構成し、全部で2〜4チームで実施する。受講人数を6〜16名に限定する。6名未満の場合は開講しない。17名以上の場合は原則として1Qと2Qに2回開講する。初回にチーム分けをするので履修者は必ず参加すること。初回のチーム分け完了以降での脱退(履修放棄)及び履修追加は認めない。定員があるため通常科目と履修申請方法が違うので掲示板での指示を十分注意すること。

事業アーキテクチャ設計 戸沢 義夫、亀井 省吾

 各分野での現状の問題に対する事業開発・事業改革の提案・設計を行う。ビジネス環境の変化に伴い、ステークホルダーのニーズを満たすために新しい事業(仕事)のやり方が必要になる。テクノロジー(IT)の進歩が破壊的技術として今までできなかったことを可能にしている。それを活用した変化しつつあるビジネス環境に合った新しい事業設計を行い、現在の仕事のやり方のどこを変えるべきかを特定する。変えるべきことをマネジメントに説得するための論理を構成する。特定のマネジメントを対象に説得を目的としたプレゼンテーションを行う。与えられた事例に対して、チームで検討し、結果をプレゼンテーションする。3つの事例を対象にする。1チームは3~4名で構成し、全部で2~4チームで実施する。受講人数を6~16名に限定する。6名未満の場合は開講しない。17名以上の場合は3Qと4Qに2回開講する。初回にチーム分けをするので履修者は必ず参加すること。初回のチーム分け完了以降での脱退(履修放棄)及び履修追加は認めない。定員があるため通常科目と履修申請方法が違うので掲示板での指示を十分注意すること。

産業技術研究科科目群

国際経営特論 前田 充浩

 現在、アジア/アフリカ諸国を含む世界の大半の諸国は猛烈な勢いで経済成長を進めている。2015年12月31日にはAEC(ASEAN経済共同体)がスタートした。20世紀中は「落ちこぼれ」と呼ばれたサハラ以南のアフリカでも順調な経済成長が続いている(ここ四半世紀で一人当たりGNIを低下させた「器用な」国は、日本等ごくごく一部である。)。21世紀とは、世界全体が急成長する時代なのである。本講義は、このような変化の中で、受講者に、今日のアジア/アフリカにおける起業/ビジネス展開のために必要な知識、能力を付与するものである。すなわち本講義は、「起業支援」の講義の1つである。

国際開発特論 前田 充浩

 開発援助(経済協力、国際開発)とは、先進国(一人当たりGNIが概ね14,000ドル以上)が発展途上国(一人当たりGNIがそれ以下)に対して行う、各種の経済成長支援のことである。本講義では、これについて、大きく2つの内容を講義する。1回の受講で2つの内容を学べるところが嬉しいところである(一粒で2度...)。

Technical Writing in English Antoine BOSSARD

 Nowadays, English is ubiquitous, especially as our modern society heavily relies upon technology. As a manager, engineer or technician, it is thus a great asset for each of us to be able to use English in our everyday duties. This lecture aims at providing students with the required skills to become proficient at technical writing in English. Concretely, students will be given the opportunity to learn and practice how to produce high‐quality technical documents in English.

This lecture will mainly address the following three topics:

  1. Language (grammar, vocabulary, etc.) of English technical and professional writing.
  2. Methodology of English technical writing (document structure).
  3. Typography (punctuation, style) to be employed inside such documents.

DESIGN [RE]THINKING Innella Giovanni

 In recent years Design Thinking has gained legitimacy and popularity as a method to develop design and business processes. Design Thinking is based on few simple principles, such as learning by doing, learning by failing, collaborative thinking and solution‐oriented approaches. Although in many cases Design Thinking has proved itself valuable, the design community has also raised doubts and objections to its unconditioned employment. This course investigates Design Thinking, but it also leaves space to critically reconsider and improve its principles.

産業技術特別講義1 三好 祐輔

  企業再編の増加や株主重視経営の定着などに伴い、財務知識の重要性が高まっている。ファイナンスという学問は、資金の調達や運用など、企業経営のうち資金に関係する分野を対象とした学問である。具体的には、企業にはどのような資金調達の手段があるのか?調達した資金を複数ある投資案件のどれに投下するのか?意思決定の問題を扱う。本講義は、資金の投資先の決定・資金調達先の決定・配当政策の決定など、企業経営のうち資金に関係する分野を対象とする。そして、経済学及び経営学の理論的な考え方を習得し、問題意識の持ち方、ケーススタディに応用するにはどうしたらいいか。その結果、課題探求・問題解決ができる能力を身に付けることを目指す。

産業技術特別講義2 細田 貴明

  ビジネスにおける意思決定は、経営者が行う経営上の意思決定と現場の実務担当者が行う実務的意思決定が存在し、この2つが成功することがビジネスの成功において不可欠である。本講義では、これらの意思決定に関する理論と実務上の手法について論じる。具体的には、経営上および実務上の意思決定の成功例や失敗例を議論するとともに、ビジネス上の事例をもとにした意思決定演習を行う。

産業技術特別講義3 廣瀬 雄大

  産業セクターレベルの技術的変化を理解して今後の技術戦略へ生かしていくためには、総合的で俯瞰的な情報を整理して捉える手法が必要となる。本講義では、産業セクターレベルの技術的変化における過去分析を行う演習を中心に、ロードマップ手法の考え方と応用方法を紹介する。

インターンシップ ー

 「目的・狙い」に記載された目標を達成できる内容の実習を 60 時間以上行い、成績評価に基づき単位付与する。実習開始前に、インターンシップ認定申請書兼履修申請書をもって、履修登録申請とする。その後、企業側から受入れ不可の連絡があった場合やインターンシップ認定申請が不可となった場合には、履修修正可能とする。なお、重複して履修申請はできない。
■詳細は、別途掲示する「授業科目インターンシップについて」を参照のこと。

選択必修科目群

情報技術者倫理 稲垣 実

 情報技術は、経済成長とともに高度化、複雑化、多様化しており、それらを受け入れざる得ない状況であるが、同時に情報技術にまつわる事故が多発しはじめ、ひいては人命に関わる惨事も発生している。これらの背景を情報技術者の倫理的側面からみると、未然に防げたケースが多く見受けられる。そこで「何故、情報技術者に倫理観が必要なのか」といった問いかけから、情報技術者に関係する各種法令やガイドライン、ルール、マナー、エチケットが構成されてきたことを確認し、その重要性や社会的背景を考慮しながら、自らの業務にどのように応用させるべきかを検討する。また、この科目で検討していく内容は、システム開発者や情報化の推進者として様々なジレンマに直面するが、これらの事象は、情報技術の発展が定着したビジネスルールと相反するものでもあり、どの様に解決すべきか、常に考えていく必要がある。この科目では、情報技術者にまつわる倫理を中心のテーマとし、具体的な例を取り上げながら、情報倫理基本的なフレームワークと、倫理の継続的な学習の必要性を認識するように構成する。問題・論点の建て方や解は人それぞれであり、絶対的な一般解は存在しないので、自分で問題を調べ、課題として考え、自分なりの結論を得るプロセスを重視する。講義の進め方は、1週間の中で都合の良い時間にWeb教材による事前学習を行い、大学院での対面講義とチームディスカッションによって成果を導く「ブランディッド・ラーニング」とする。チームディスカッションに参加するためには、事前学習が重要であることを十分に認識して講義に臨む事が必要である。

技術倫理 伏見 靖、川田 誠一

 ものづくりアーキテクトは間違いのない意思決定をする必要がある。このような意思決定の際、技術倫理に関係する問題について判断できるようになるためには、倫理問題についての理解を深める必要がある。特に、事前に起こりうる問題を想定して、あらかじめその回答を用意するトレーニングを通じて技術倫理に関係する問題解決能力を取得することを目標として授業を設計している。受講者には討論への参加と、演習課題についてレポートを提出することを求める。

PAGE TOP