研究科の紹介

研究科長あいさつ

産業技術研究科長 國澤 好衛

 産業技術大学院大学は、東京都の専門職大学院大学として平成18年4月に開学しました。「産業技術研究科」の1研究科からなり、当初は「情報アーキテクチャ専攻」の1専攻でしたが、平成20年に「創造技術専攻」を設置し、現在は1研究科2専攻の構成となっています。

「情報アーキテクチャ専攻」
情報システムの開発の現場で活躍できる情報システム開発のための各種のIT高度専門職技術者「情報アーキテクト」を育成するプログラムです。

「創造技術専攻」
デザインとエンジニアリングの融合によるイノベーションデザイン能力を身につけ、新たな商品やサービスをプロデュースできる人材を育成するプログラムです。

 本研究科の使命・目的は、本学の学則において、「学術の理論及び応用を教授研究し、高度な専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的として、産業振興に資する豊かな人間性と独創性を備えた人材を育成し、もって都民の生活と文化の向上及び発展に寄与すること」としています。つまり、専門的知識と体系化された技術ノウハウを活用して、新たな価値を創造し、産業の活性化に資する意欲と能力を持つ高度専門技術者の育成ということです。
 そのため本学では、開学時に独自に開発した教育手法を導入し、それを継続的に発展させながら、実社会で真に役立つスキルやノウハウの修得とコンピテンシー(実践力)の育成に取り組んでいます。初年度においては、高度専門人材に必要な知識・スキルを獲得するためのアクティブラーニング型の講義科目を、さらに、最終年次には、修了要件として論文作成のかわりに、複数人のチームが明確な目標を掲げ、できるだけ実際の業務の内容に近いプロジェクトに挑戦するPBL(Project Based Learning)型の特別演習科目を提供しています。このPBL型の教育手法は、「AIIT PBL Method」として独自に体系化されたもので、本学の教育システムの柱であり大きな特徴となっています。
 この他にも、様々な特徴的な仕組みがあり、認証評価などの外部評価の際に、先進的な教育システム、学修環境であるとの評価を得ています(主な仕組みは以下のとおり)。

教育の質保証とディプロマサプリメント

  • FD(Faculty Development :大学としての組織的な教育改善活動)による教員の資質と教育手法の向上
  • ディプロマサプリメント(学生が取得した学修内容の証明書)を日本の大学院として初めて発行

グローバル化への対応

  • ベトナム国家大学などとのグローバルPBLの実施
  • アジアの有力大学と連携し高度専門職人材育成ネットワークを形成

学びやすい学修環境

  • 録画による反復学習と対面授業を取り入れたブレンディッドラーニングの実施
  • 短期集中型で成果の出るクウォータ制の採用
  • 3年履修を可能とする長期履修制度や入学前に単位を取得できるAIIT単位バンク制度の導入

 さらに、2014年度からは多様な学生の学修ニーズに対応できるよう、事業創造や新規事業開発に精通した人材を育成する事業アーキテクトコースを開講しプログラムの拡張に取り組んでいます。
 是非一度来学いただき、産業技術大学院大学の真の実力に触れてみてください。

産業技術大学院大学
産業技術研究科長 國澤好衛